2013-09-08

後記+プロフィール 333

後記 ● 村田 篠


私事で恐縮ですが、先月からずっと、引っ越しのためにものを片付けるということばかりしています。引っ越しは8月末に終わったのですが、まだまだ片付けています。当分終わりそうにありません。捨てることはエネルギーを使います。これからの人生は、不要なものはこまめに、思い切って捨てていこうと、強く思いました。



今週号は「特集 俳句甲子園」をお送り致します。「俳句甲子園」の外と内、両方の立場から記事をお寄せいただき、俳句甲子園とはどんなふうに楽しいものなのか、ということが伝わってくる記事構成になりました。「俳句」という要素を外すと、それは多くの人に覚えのある、仲間とともに、ひとつのことに夢中になる楽しさです。高校生の誰もが、エイゼンシュテインに感動して映画を撮り始めるわけではありません。あ、もちろん、それが動機だったとしても、まったく良いのですが。俳句でも同じことなんだ、ということですね。



それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.333/2013-9-8 profile

■佐々木貴子 ささき・たかこ
1979年、青森県生。高校三年より作句開始。「陸」所属。

内田遼乃 うちだ・はるの
1996年生。2013年4月より東京家政学院高校俳句同好会に所属。第16回俳句甲子園地方予選(東京会場)出場。

■外山一樹 とやま・かずき
1983年10月生まれ。2000年から2年間、上毛新聞の「上毛ジュニア俳壇」(鈴木伸一、林桂共選)に投句。2004年から同人誌『鬣TATEGAMI』(発行人林桂、編集人水野真由美)に所属。ブログ(Haiku New Generation)  

■青木亮人 あおき・まこと
1974年北海道生まれ。近現代俳句研究者。愛媛大学准教授。評論等を俳誌「翔臨」「静かな場所」「円座」「白茅」で連載、エッセイを「愛媛新聞」四季録で連載。今秋に評論集『その眼、俳人につき』(邑書林)刊行予定。twitter

■小池康生 こいけ・やすお
1956年、大阪市生まれ。「銀化」同人副会長。俳人協会会員。2012年4月、句集『旧の渚』上梓。

■村越 敦 むらこし・あつし
1990(平成2)年、東京都国立市生まれ。「澤」会員。  

■阪西敦子 さかにし・あつこ
1984年より「ホトトギス」生徒・児童の部、1995年より「ホトトギス」雑詠、「円虹」へ投句。2008年より「ホトトギス」同人。合同句集「野分会2」、「新撰21」(作家小論執筆)。2010年、第二十一回日本伝統俳句協会新人賞受賞。

■小津夜景 おづ・やけい
1973年生まれ。無所属。

■橋本 直 はしもと・すなお
1967年生。「豈」同人、「鬼」会員。「俳句の創作と研究のホームページ」  

■鈴木牛後 すずき・ぎゅうご
1961年生まれ。「いつき組」組員。「藍生」会員。「俳句集団【itak】」 幹事。2012年「大人のための句集を作ろうコンテスト」最優秀賞。句集「根雪と記す」(「100年俳句計画」2012年4月号付録。マルコボ・コム

■中山奈々 なかやま・なな
1986年5の月に生まれ、カレーライスの日に必ず刺身を出す家庭に育つ。太陽の塔に近い高校在学中に、俳句を始め、同時期に「百鳥」入会。現在「百鳥」同人、「手紙」所属。

■馬場古戸暢 ばば・ことのぶ
1983年生まれ。自由律俳句(随句)結社「草原」同人。

■小川春休 おがわ・しゅんきゅう
1976年、広島生まれ。現在「童子」同人、「澤」会員。句集『銀の泡』。サイト「ハルヤスミ web site

■野口 裕 のぐち・ゆたか
1952年兵庫県尼崎市生まれ。1952年兵庫県尼崎市生まれ。二人誌「五七五定型」(小池正博・野口裕)完結しました。最終号は品切れですが、第一号から第四号までは残部あります。希望の方は、yutakanoguti@mail.goo.ne.jp まで。進呈します。サイト「野口家のホーム ページ」

■西村小市 にしむら・こいち
1950年神戸市生まれ、埼玉県在住。2007年より「ほんやらなまず句会」参加、2012年「街」入会。

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。俳人協会会員。「Belle Epoque」

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