2016-06-19

後記+プロフィール 第478号

後記 ● 村田 篠

先日久しぶりに会った友人が、飲みながら「いま、夏目漱石が面白い」と熱く語って行きました。彼女曰く、漱石の小説は現代風に言うと「こじらせ男子」の話だというのです。あははは、とウケながら、でも確かにそうだと思い、久しぶりに漱石もいいな、と45年ぶりぐらいに『三四郎』を読み始めました。

図書館で漱石全集を借りようかと思ったのですが、字が小さすぎて非常に読みづらいので、とりあえずスマホの電子書籍アプリから青空文庫をダウンロード。でも、スマホ画面では一度に読める分量が少なく、気が散ってしまいます。タブレットならいいのかもしれませんが、電子書籍を読むためだけにタブレットを買う気にはまだならないなあ、と思ったり。結局文庫を買うことになりそうです。



紙の本の楽しさ、豊かさを存分に伝えて下さった小津夜景さんの【みみず・ぶっくすBOOKS】が、残念ながら今週で最終回です。ありがとうございました。



それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。



no.478/2016-6-19 profile

■小林かんな こばやし・かんな
1965年京都市生まれ。現代俳句協会会員。

■小津夜景 おづ・やけい
1973年生まれ。無所属。 

■角谷昌子 かくたに・まさこ
「未来図」同人。俳人協会幹事、国際俳句交流協会評議員、日本文芸家協会会員。詩誌「日本未来派」所属。句集に『奔流』『源流』。

■畠 働猫 はた・どうみょう
1975年生まれ。北海道札幌市在住。自由律俳句集団「鉄塊」を中心とした活動を経て、現在「自由律句のひろば」在籍。

■太田うさぎ おおた・うさぎ
1963年東京生まれ。「豆の木」「雷魚」会員。「なんぢや」同人。現代俳句協会会員。共著に『俳コレ』(2011年、邑書林)。

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

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