〔今週の haiku mp:動画〕
永遠のポップス compilation and text by kobayashi tetsuya
今回は、とにかく耳ざわりがよく、どこからどう聴いても"ポップ"なものを選んでみました。ただ、いわゆる「定番」はできるだけ避けたつもりですが、はてさていかに。こうして並べてみると、結構「定番」でしょうか。
しかし、こういうのを選ぶとおおむね60年代、70年代のものになってしまうのは、単に私の歳のせいだけではないような気もします。
今週のラインアップ
1) Laughter in the rain 日曜月曜(予定)
ニール・セダカって誰 ? という方はいらっしゃっても、ニール・セダカといえば「カレンダー・ガール」だろという方は、これをご覧になっている方の中にいらっしゃるかどうか。シンガーとして著名な彼ですが、実は作曲家としてもすぐれた才能を持っていたというわけです。
2) 10cc - The Things We Do For Love (Stereo!) 火曜 (予定)
ゴドレー&クレームが抜けた後の、つまりステュアート&グールドマンを中心としたバンドに編成替えした10ccも、「実験性」やプログレ風味が薄らいだとはいえ、やはり典型的なブリテッシュ・ポップバンドでした。この曲も、ビーチボーイズ風コーラスワークも含め高品質な仕上がり。
3) Nick Lowe-Cruel To Be Kind -1979 #155.*T*O*T*Ps*70s* 水曜木曜 (予定)
「ポップ」という「括り」で最初に私の頭に思い浮かんだ楽曲がこれです。ニック・ロウは随分長いキャリアを持つ、イギリスのコンポーザー/ミュージシャンで、この曲のように非常にストレートなポップロックも書ける職人です。彼の書いた、かの懐かしい「ベイ・シティ・ローラーズ」賛歌"Rollers Show"もYou Tubeにアップされていますので興味のある方はそちらも。
4) Put the message in the Box 金曜 (予定)
カール・ウォリンジャー(Karl Wallinger 発音に自信なし)率いるワールド・パーティの、90年リリースのアルバムから。プリンスとビートルズを掛け合わせたような音楽性を持つミュージシャンですが、この曲は実にわかりやすいメロディラインを持っています。
5) Chicago The Band "Saturday in the Park" 土曜 (予定)
シカゴを「ポップ」と結びつけるのには少々無理があるやもしれませんが、この曲は例外です。ともかくイントロのロバート・ラムのピアノだけで、なんだか心理的体温(?)が上がる気さえします。最もポップなのは実はこのイントロかもしれません。いずれにしても、こちらはまことに「アメリカン」なヒット曲。
2008-11-16
〔今週の haiku mp:動画〕永遠のポップス
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