【俳句2012】
ノープラン
近 恵
毎年のことなんだけれど、やっと今年が終るのねと思った途端に今年になる。その途端に『去年』になってしまう『今年』を、きっと来年も振り返るんだろうなとか思いつつ2012年を考えてみた。とは言っても実はノープラン。自分の狭い俳句世間の中でいったい何が起こるんだろうか、心惹かれる出来事はどんなことだろうかなどと考えて、後の検証すら必要なさそうなことをだらだらと妄想してみる。
まずは俳句界の展望、というか、予感というか。
●2011年に20代30代の独身女性向けファッション誌に俳句が特集されたことから飛び火、子育て雑誌に『俳句で綴る我が子の成長』をテーマにした投句コーナーが。
●子役ブームに乗っかり、大手出版社から最年少俳人として9歳の俳人の句集が。これがメディアで大受けし、いきなり俳句が大ブームに。
●関悦史氏の尻を撫で回すのが慣例化。度重なる会合の度に尻を撫で回され、夏場ついに臀部に炎症を起こし、座るのもままならない状態に。「私の尻を撫で回さないでください。何も出ません」とツイ―ト。これを受けて関氏のフォロワ―がまた4名ほど減ることに。
≫http://hw02.blogspot.com/2011/12/blog-post_27.html
さて、あとは個人的なこと。
●2007年2月に俳句を始めて丸5年、2月にやっと10,000句を作るに至る。記念に句集でも出すかと考えるも資金不足のうえ、早すぎるとの周囲の反対が激しく断念。私家版の極み、手製の句集を作ることを思い立ち、材料を調達しに世界堂へ走る。帳面のような句集を夜鍋仕事でなんとか30冊ほど誂え、日頃お世話になった方々に怨念のこもった手編みのセーターよろしく配る。
●立ち上げ以来休眠中であった秘密妄想結社「尻子玉俳句会」初の句会を秘密結社のくせに大々的に開催。同人誌をだそうという妄想までするに至る。
●賞金狙いで各俳句の賞に応募。投句料を差し引いてなんとか黒字に持ち込もうと目論む。
むむう、考えれば考えるほど、さほどのプランのない1年になりそうな予感。。。1年の計は元旦にありというくらいだから、これを読みながら再度プランの練り直しをしようかとの思いに至る年の暮れ。
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2012-01-01
【俳句2012】ノープラン 近恵
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