連動企画 俳句図鑑 〔2〕 はいざら
さくらんぼの柄は灰皿へ捨てる 加倉井秋を
ひとり夜の煙草火で焼く蝗かな 赤尾兜子
煙草盆までとうすみの来ることも 波多野爽波
日だまりに煙草のうまし寒雀 角川源義
二三本残る煙草や松の内 会津八一
吹雪くわが日のいのち一つや煙草は二本 高柳重信
はづかしや榾にふすぼる煙草頬(づら) 上島鬼貫
雁渡る菓子と煙草を買ひに出て 中村草田男
compiled by saibara tenki
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2007-05-13
連動企画 俳句図鑑 〔2〕 はいざら
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