連動企画 俳句図鑑 〔9〕 かぎ
銀色の鳩舎の鍵の曇りかな 林 桂
鍵握る孤りの冬となりにけり 石原八束
胡麻咲いて人にけものに鍵ある世 大木あまり
胡桃割るこきんと故郷鍵あいて 林 翔
鍵かけてしばし狂ひぬ春の山 摂津幸彦
鍵束を河口に鳴らし雪待つか 加倉井秋を
鍵ろひ三度笠る中二階屋のエポケー 加藤郁乎
花の闇ひらくに銀の鍵使ふ 鳥居真里子
鍵束のなかの一つが囀れり 佐々木六戈
compiled by saibara tenki
■■■
2007-08-26
俳句図鑑 〔9〕 かぎ
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 comments:
コメントを投稿