【お知らせ】
現代俳句協会青年部 オープン句会
定型への衝動と越境 ~俳句 Meets 土方巽
定型の完成は、例えば部族であれ民族であれ、共同体とのかかわりを外せませんが、そもそもの本源的な定型への衝動は、個々人のなかで発するものであり、今日の私たちにも、意識下になおその衝動の蠢きが根強くあるからこそ、定型は生き続けているのでしょう。
歴史的には、長歌から和歌、連句から発句と、形式が短くなるにつれ、本来定型に付随した叙事性は失われてきましたが、定型への衝動そのものは、意識上でも意識下でも、ますます強くなっていったように思われます。
今回の勉強会では、実作を通して改めて定型への衝動とは何なのかを考えたいと思います。定型への衝動をより顕わにする試みに、土方巽の舞踏「疱瘡譚」の映像をテーマとしました。
作句の過程の前定型段階における、「定型衝動」と、定型成立後における、いわば「定型越境」の同時に成就する一瞬を確認して参りたいと存じます。世代を越えた多くの方々のご参加をお待ちしております。
企画・解説 大畑 等
司会 田中悦子
司会 田中悦子
記
日時:平成20年2月23日(土)午後1時より(予定)
場所:現代俳句協会事務所内図書室
出句:2句(新作に限る) 1句は当日映像を見ての句、もう1句は自由題
参加費は無料、定員30名(受付順)
お申し込み、お問い合わせなど:
現代俳句協会青年部
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-5-4 偕楽ビル7階
TEL 03-3839-8190 Fax 03-3839-8191
e-mail genhaiseinenbu@yahoo.co.jp
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