ふ く ら ん で 伴場とく子
前列の一番左春の月
真っ先に芽吹きもっとも寂しい木
水底にふくらんで湧く春の水
オムレツの何や彼やとて百千鳥
閑な日はひまなままいて春の雲
野遊びのまるい木の卓木のベンチ
人体のへこみでっぱり春うらら
ゆく春のほろほろ鳥のサラダかな
ピアスの穴たくさんあけて花粉症
スランプは水辺のさくら見た日から
2008-05-11
10句作品テキスト 伴場とく子 ふくらんで
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俳句にまつわる諸々の事柄。
photo by Tenki SAIBARA
ふ く ら ん で 伴場とく子
前列の一番左春の月
真っ先に芽吹きもっとも寂しい木
水底にふくらんで湧く春の水
オムレツの何や彼やとて百千鳥
閑な日はひまなままいて春の雲
野遊びのまるい木の卓木のベンチ
人体のへこみでっぱり春うらら
ゆく春のほろほろ鳥のサラダかな
ピアスの穴たくさんあけて花粉症
スランプは水辺のさくら見た日から
1 comments:
こんにちは。
一句頂きました。
♪オムレツの何や彼やとて百千鳥
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