2008-08-24

石垣島通信〔 6 〕 アンガマ 玉簾

石垣島通信〔 6 〕 アンガマ ……玉簾


ほうら、やってきた。



黄泉から、ウシュマイとウミーが



踊り子と地方(じかた)の精霊たちを率いて



つられて寄ってくる不成仏霊が声をかける。



太鼓と三線は



人も集める。



アンガマは石垣島でしか見る事ができない旧盆の行事。
黄泉から帰ってきた島人の霊達に向けて行われる余興である。
「ウシュマイ、ウミー」は、夫婦で天寿を全うして精霊に昇格した「めでたい霊魂の代表」のような存在。
薄闇のかかる頃、路地のむこうからお囃子と行列があらわれる様は幻想的だ。

一行は盆の3日間、初盆や新築の家を回り、仏間に上がって歌い踊る。
「楽しそうだな、オレも仲間にいれろ。」顔を隠した不成仏霊役の男が庭から声をかけると、
「ちゃんと役場で死亡届を出してこい、そうしたらおまえも仲間に入れてやるぞ。」
ウシュマイとウミーと不成仏霊のおもしろ問答がはじまる。

本当は、踊り子や地方も精霊役なので、花笠をかぶり、鼻から下は手ぬぐいでおおい顔を見せない。
この写真は盆の翌日、町内の人達へのお披露目を撮影したものなので花笠はかぶっていない。
驚いた事にやっているのは高校生を中心とした13才から31才の若者。
ウシュマイとウミーは面をとったらイケメンの島んちゅのお兄さんだった。

 

【動画はこちら】

アンガマの登場
http://haiga.fc2web.com/sh/1.mov

荒海に苦労する海人(うみんちゅ)の道化踊りに続き、海人の女達の踊り
http://haiga.fc2web.com/sh/2.mov

ウシュマイとウミーの踊り
http://haiga.fc2web.com/sh/3.mov




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