石垣島通信〔 7 〕 犬たち ……玉簾
繋がれていない飼い犬たちの切り抜き。
母を亡くした子ヤギにおっぱいをあげて育てた子。
フライドチキン屋を目指すどこかのお座敷くん。
ランは目も開かない子猫を一匹育てた。子犬の頃、私が拾って近所にもらわれ9年生きた。
少し前まで、島では犬を繋ぐ習慣がなかった。
犬達には、それぞれちゃんと用事があって行動は人間と変わらない。
友達や恋人に、好きな人間の家まで会いに行く。
彼等はしばしば行方不明になり消える。島の犬は10年生きたら上等。
●
●
2 comments:
概して海辺は放し飼いが多いようです。
千葉県の外川もそうだし、茨城県の那珂湊もそうです。最近は繋ぐ家が増えてきましたが、我が郷里の那珂湊は、野良犬も、あれは●●さんちの野良犬だからと(そこで餌をもらっているという意味)、野良犬も堂々と闊歩しています。しかも、みんな名前がついてる。ミナトにハッピーにゴンタ,etc.
子山羊や子猫を育てた犬たち、いいですね。
猫髭さん
そちらでも海辺では放し飼いしているところがあるんですね。
10年以上、犬観察をしていますが放し飼いの飼い犬はストレスがないせいか、おっとりしていて人を噛んだりする場合は必ず理由があるように思います。人嫌いの犬は人に近づかないですし。
山奥や僻地の犬達はよそ者が来ると追いかけて来るので少し怖いです。ほどほどの町中に住んでいる犬達はいい感じで人と暮らして行く事を学ぶようです。
コメントを投稿