暮らしの歳時記 冷やか ……山本勝之
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なんか、やっぱ秋っすね。午前中、昨日の約束通り、短パンTシャツゴム草履姿で、散歩して、いつもの公園のベンチで本読んでたら、やたら冷えるんで、30分そこそこで退散。
こういう日は G.I.グルジェフのピアノ曲などよろしいかと思われるのだが、数年前に持っていたブツを全部、知り合いに貸してしまい、それ以来行方不明となっているので、無理です。
確かキース・ジャレットたらいう人も、弾いておじゃらしたと思いますが、あの人とは相性がもんのすごく悪いので、聴かない、知らない、無視いたしますことよ。オッホッホ。
ということで、本日は連れ合いが、デイズニーランドとかいうおちゃらけた処にでかけたので、ひたすらのびのびする。
たぶん、身長は3メートルを超えたと思う。ホントだってば。
冷やか ひややか 仲秋秋になってなんとなく膚に冷気を覚えるのを言う。古来、初秋の季題としている書もあるが、必ずしも拘泥することはない。むしろ「秋涼」「初涼」「新涼」を初秋とすれば、「冷やか」は仲秋、あるいは兼三秋とした方が妥当であろう。「新涼」は膚に覚える涼味であり、「冷やか」は膚に覚える冷気であるから、秋はそれだけ深まっている。それが晩秋近くになると、「やや寒」「うそ寒」を経て「朝寒」「夜寒」など、強い寒気として膚に感じられて来るのだ。(山本健吉)講談社『日本大歳時記』より
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