〔今週の haiku mp:動画〕
雨 compilation and text by kobayashi tetsuya ≫動画ページ
今年の梅雨は雨が多いのか少ないのかよくわかりませんが、ともかくも梅雨です。
以前どこかで読んだ文章に、日本語の「雨語彙」の種類は、外国語に比べてずいぶん多いんじゃないかとあって、納得した記憶があります。まぁ、外国語はほとんど知らないということはこの際おいておくとしても、確かに、日本語には「小糠雨」とか「にわか雨」とか「氷雨」とか思いつけるだけでも結構な「雨語彙」があるように思います。「雨模様」なんて言葉もあります。雨のそれぞれから風情を感じ分けることのできるのは日本人の「美点」のひとつかもしません。ただそれは、何も日本人に限っていえることではないでしょう。
ということで今回は、雨にまつわるあれこれということで。
1) John Fogerty "Have You Ever Seen The Rain?" Live 日曜月曜予定
ご存じC.C.R.の名曲を、ジョン・フォガティがソロになってからの映像で。やはりこの声とこの曲は不滅だと言いたいような気分に駆られます。いいっすねぇ、と一人で盛り上がっても何ですが。
2) James Taylor - Fire and Rain 火曜水曜予定
ジェイムス・テイラーの名曲。彼の淡々とした歌声は、どんなときにも穏やかな気分を運んでくれます。トランキライザーみたいなもんですね、一種の。たとえこの曲のように、哀しい詞が歌われているとしても。
3) Blade Runner - TEARS IN RAIN [Hi-Res Video] 木曜金曜予定
私的には、映画のオールタイム・フェイヴァリットの不動の一本、「ブレードランナー」のクライマックスシーンと申し上げていいでしょう。ルトガー・ハウアーの台詞が異常にかっこいい。そして何とも言えぬ彼の微笑も。その台詞は下に。
ちなみに、こちらは鳩が飛んでいく空が雨空のヴァージョンですが、私が劇場で見たときの「青空ヴァージョン」もいくつか( たとえば "BladeRunner - Complete Rooftop Scene" [http://www.youtube.com/watch?v=LuBToeQeeEU] ) UPされています。
"I've seen things you people wouldn't believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-Beams glitter in the dark near the Tannhauser Gate. All those
moments will be lost in time like tears in rain. Time to die."
4) 荒井由実 -雨の街を- 土曜予定
この曲、荒井由実の楽曲の中でも、個人的にはかなり好きな部類に入ります。おそらく思春期・青春期にしか訪れない、不安定な、しかし不思議に心地よい情緒のたゆたいを、鮮やかに音と言葉に切り取ってみせた楽曲かと。
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2009-07-05
〔今週の haiku mp:動画〕雨
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1 comments:
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