祗園町家 角谷昌子
つまべにや祗園の路地の身幅ほど
坪庭の沙のさざなみ雁のころ
天窓に嵌る青空小鳥来る
秋のこゑ箱階段の箱を引く
夜長さの鍵あまたなる船箪笥
うつばりのうへにうつばりそぞろ寒
杯重ね母を語らむ鉦叩
濃りんだう宴やつれの面上げ
奥の間に蒲団伸べある町家かな
雁啼くと置屋を逃げし芸妓とや
●
2009-11-01
10句作品テキスト 角谷昌子 祗園町家
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photo by Tenki SAIBARA
祗園町家 角谷昌子
つまべにや祗園の路地の身幅ほど
坪庭の沙のさざなみ雁のころ
天窓に嵌る青空小鳥来る
秋のこゑ箱階段の箱を引く
夜長さの鍵あまたなる船箪笥
うつばりのうへにうつばりそぞろ寒
杯重ね母を語らむ鉦叩
濃りんだう宴やつれの面上げ
奥の間に蒲団伸べある町家かな
雁啼くと置屋を逃げし芸妓とや
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