ウラハイの真実 ……さいばら天気
≫ウラハイ(本誌右上のサイドバーにあるリンクからもアクセスできます)
あるとき俳人の雪我狂流さんが言いました。「ウラハイって、さあ…」
「はい、なんでしょう?」
「ウラ、ウラって言うほど『週刊俳句』がオモテなのかなあ」
ううむ。
痛いところを突かれました。週俳が「オモテ」面していいわけがありません。週俳は「俳壇」のウラ社会みたいなものかもしれませんので、ウラのウラって何だよ?と。
ウラが裏返ってオモテには、この場合、ならないので、「ウラハイ」とは妙なものです。
しかしながら、なんらかの意図をもってやっていることは確かなわけでして、ウラハイにどんな記事を載せているかというと、ざっと以下のような感じです。
1)デイリーな情報
新刊句集・新刊俳句関連本へのネット上の言及記事を紹介する「評判録」(→タグ)、おもしろい記事へのリンク「記事リンク」(→タグ)、ニュース(→タグ)、イベントのお知らせなどが、この「デイリーな情報」にあたります。暦や記念日を扱うもの(→「-saijiki」タグ)も、そうですね。
※「タグ」はページの右下に並んでいるカテゴリー・リンクのようなものです。
評判録はもともと本誌でやっていましたが、週ごとにまとめる手間が大変なので、デイリー更新のウラハイに移動しました。
記事リンクは、ウラハイで当初、私(さいばら天気)が週1回、ブログ記事などを紹介していた「ネット拾読」(→タグ)のリンクだけ残ったもの、といった感じ。私がいろいろ書くより、当該記事にあたっていただければそれでよいと思ったので(半分は、週1回が面倒になったw)、リンク集として残しました。
なお、評判録や記事リンクは、Hatena RSS reader (それ何?という方は、検索等でお調べください)やGoogle検索のお世話になっております。
2)俳句からちょっと離れる話題
音楽のツボを扱う「おんつぼ」(→タグ)、文庫本のツボ「ぶんつぼ」(→タグ)、歌詞のツボ「かしつぼ」(→タグ)など、なんでもツボって言えばいいものではないシリーズ、それから、映画紹介の「シネマのヘソ」(なぜか、これだけ臍)(→タグ)など、俳句のことが書いてあるわけではない記事。
また、最後の登場からずいぶん時間が経ってしまい、カムバックが待たれる「ペンギン侍」(→タグ)も、これにあたるでしょう。
3)週俳よりさらにざっくばらんな、あるいは試行的な記事
この範疇の記事はさまざまです。本誌・週俳でもおなじみの中嶋憲武さんのウラハイ掲載(→タグ)、ときおり私が俳句的なテーマを扱う記事(例:星野立子というキャラ、宅配ピザのある暮らし、俳人さんの顔写真、ほか)など、なんとなくウラっぽいという判断基準。
また、現在はもっぱら私が担当している「俳誌拝読」(→タグ)も、これにあたるいでしょうか。俳句総合誌は週俳で毎月取り上げていますが、同人誌ほか俳句雑誌は、それとは違う括りで、もっと気軽・手軽に取り上げさせていただきたいので、いまのところはウラハイに載せています(将来、本誌に移行する可能性も)。
「俳句ワークショップ」というカテゴリー(→タグ)で、人名俳句、回文俳句、俳諧スピーチバルーンなど、ウラモノ的俳句、イロモノ的俳句も、ウラハイに掲載しています。
ただし、イロモノといっても、作者が手を抜いているわけでも、掲載するこちらが軽く見ているわけでもありません。本気のイロモノ。ウラモノも蔑称で用いているわけではありません。だいたいが、むかしパチスロではウラモノ以外あまり興味がなかった。
このあたりのニュアンスは、週俳読者諸氏にはおわかりいただけると思います。
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ざっと以上のような感じです。私自身は、ウラハイを、テレビで言うところの「深夜枠」とも考えています。評判や視聴率(アクセス数)をあまり気にすることもなく、リラックスして自由にページを構成しています。
というわけで、これからも、本誌「週刊俳句」だけでなく、「ウラハイ」も、なにとぞよろしくお願いいたします。
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