昼の鞄 彌榮浩樹
「王将」に魚料理なき踊かな
鶏頭や目玉飛び出すほど笑ふ
竹伐つて腕組めば地下鉄が来る
桔梗に昼の鞄をひつぱりあふ
秋風の猿山ひかる我が口臭
焼鳥の心(ココロ)の往き来今出川
コンビニによらず白無花果を買ふ
好きな人蹴るための足紅葉山
鹿鳴けどモツコリといふ酒はなし
おでん種尽きて見にゆく街の馬
●
2010-11-07
10句作品テキスト 彌榮浩樹 昼の鞄
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俳句にまつわる諸々の事柄。
photo by Tenki SAIBARA
昼の鞄 彌榮浩樹
「王将」に魚料理なき踊かな
鶏頭や目玉飛び出すほど笑ふ
竹伐つて腕組めば地下鉄が来る
桔梗に昼の鞄をひつぱりあふ
秋風の猿山ひかる我が口臭
焼鳥の心(ココロ)の往き来今出川
コンビニによらず白無花果を買ふ
好きな人蹴るための足紅葉山
鹿鳴けどモツコリといふ酒はなし
おでん種尽きて見にゆく街の馬
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