【お知らせ】
第123回現代俳句協会青年部勉強会
平明と難解 正木ゆう子第三句集『静かな水』をテキストに
「水の地球すこしはなれて春の月」。何ら難しい言い回しではないのに、地球と月のある空間が句の中に凝縮されている。この掲句に代表されるように、平明な表現で巨大なスケール感を持った句こそ、正木ゆう子の醍醐味のひとつと言えよう。
そして、ここでポイントとなるのは、「平明な表現で」というところである。スケールの大きな句から足元の蒲公英に着目した句まで、常にわかりやすく、理解しやすいことを目指しているように思われる。俳句はとかく難解になりがちだが、こういった親しみやすい作風は一般の方々に俳句を理解してもらう上で大いに参考にすべきと考える。
今回は、掲句が収録されている第三句集「静かな水」をテキストにし、その魅力とテクニックに迫っていきたいと思う。
●基調報告:内藤独楽
●日時:12月10日(土)14時~17時
●会場:現代俳句協会分室(文京区湯島3-10-10吉澤・川辺ビル4階)
●参加費 :500円
●定員:30名(受付順)
●お申し込み、お問い合わせなど:現代俳句協会青年部
E-mail:genhaiseinenbu@yahoo.co.jp
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-5-4 偕楽ビル7階
TEL:03-3839-8190 FAX 03-3839-8191(当日問い合わせ不可)
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2011-11-13
【お知らせ】平明と難解 正木ゆう子第三句集『静かな水』をテキストに
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