後記 ● 上田信治
おさわがせいたします。
「ku+(クプラス)」、たまたま「週俳」運営当番の一人である自分が編集に関わっていることと、ネットと紙の橋渡しをする過渡期的メディアというアイディアが高山さんにあったことから、「週刊俳句」をプラットフォームとして使ってもらおうというアイディアが生まれました。
今後も、告知にとどまらず、スピンアウト企画など掲載していく予定です。
こちらより数日早く「-blog俳句空間-戦後俳句を読む」の、筑紫磐井さんの時評で「ku+」ちょうど(櫂未知子さん佐藤郁良さんの同人誌「群青」とあわせて)とりあげていただいています。≫読む
そして、仁平勝さんの戯作「二人姓名詠込之句」には、磐井さん、れおなさん、櫂さん登場、と。円環が閉じたような、閉じないような、今号でした。
小早川忠義さん、今泉礼奈さんの10句作品、ひさびさ登場の今井聖さんの「奇人怪人俳人」(書き下し!)と、今号も充実でした。
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ひさびさに、haiku mp3 を。
これは、Tom Tom Club(トーキングヘッズからスピンアウトしたバンドです。聞けば、ああ、あのって思う人は多いはず)なんですけど、NPR Music っていうラジオ局?の事務所?で、ミニライブシリーズの一幕。
どの演奏家もじつに楽しそうに遊んでます。
こんなの見てると、時間いくらあっても足りないですけど、例えば、こういう。
0:50あたりからでも。
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それでは、次の日曜日に、またお会いしましょう。
no.335/2013-9-22 profile
■小早川忠義 こばやかわ・ただよし
1969年富山県生まれ東京育ち。2009年「童子」入会。
■今泉礼奈 いまいずみ・れな
1994年生まれ。現在、お茶の水女子大学2年。「東大学生俳句会」所属。
■仁平 勝 にひら・まさる
1949年東京生れ。著書に『俳句が文学になるとき』(サントリー学芸賞)『俳句のモダン』(山本健吉賞)『俳句の射程』(俳人協会評論賞、加藤郁乎賞)、句集『黄金の街』など。
■高山れおな たかやま・れおな
1968年、茨城県生まれ。 句集『ウルトラ』『荒東雑詩』『俳諧曾我』。
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