ワタリウム美術館「寺山修司ノック展」テラヤマonリーディング
寺山修司と関わりし或る日の日記
澤田和弥
平成25年8月24日(土)
曇りがち。時折小雨。
昼、ぷらっとこだまにて上京。
車中にて昼食。柿の葉寿司(たなか)950円。缶ビール350ミリリットル1缶。キリン秋味。ワンドリンクサービスにて無料。水500ミリリットル1つ110円。喫煙車両16号車。14番B席。
ワタリウム美術館「寺山修司ノック展」テラヤマonリーディング@ON SUNDAYS!出演のための上京也。8月20日(火)、メールあり。テレビ制作会社より。この企画に招きたしと。我、可と応ふ。関悦史氏の紹介によるものなり。有難シ。
東京着、14時56分。東京ステーションギャラリーにて大野麥風展鑑賞。900円。佳哉。館員の応対、頗る佳し。満足。
山手線にて渋谷駅。190円。地下鉄銀座線に乗り換え、外苑前駅。160円。徒歩にてワタリウム美術館着は16時30分也。ノック展鑑賞。1,000円。実験写真、実験映画の展示多く、頗る満足。「トマトケチャップ皇帝」を初めて観る。鑑賞中、関氏と会ふ。挨拶とともに御礼を申し上げる。ペア割引有。我の前にカップルあり。割引羨まし。カップル羨まし。我、独身也。恋人、数年来あらず。世の中、さういふもの也。
ミュージアムショップにてテレビ番組制作会社スタッフと合流。関氏、スタッフ4名、我の計6名、近所の蕎麦屋にて夕食。スタッフは若手女性2名。(美し)。壮年の男性1名。あだ名でため口で話されたる若人1名。我、冷したぬきそば大盛を注文す。730円と大盛分150円。スタッフ支払ってくれし。有難シ。蕎麦、なかなか来ず。話、尽く。コップ小さし。水、すぐ尽く。なかなか足さず。されど喫煙可なるは佳きことなり。
企画は20時開始。入場開始は19時50分。まだ1時間30分あり。関氏と近くのカフェに行く。ともにアイスコーヒーショートサイズ300円とす。味濃しを選る。関氏、珈琲を席まで運んでくるる。有難シ。談笑。あっという間に19時45分となる。退店し、会場へ向かふ。されど未だ入場できず。関氏、ミュージアムショップにて森川雅美氏に我を紹介して下さる。有難シ。スタッフに喫煙場所問ふも、無シと云ふ。ビル裏に隠れて吸ふこと2本。勿論吸殻は持ち帰る。時きたりて、やうやく入場す。地下1階也。一人1,500円。我、招待にて無料となる。ワンドリンク付。500ミリリットルペットボトル烏龍茶を頂く。有難シ。
当日配布されし「【配布用】朗読者タイムテーブル」より一部引用。
1 鯨井謙太郒氏&城戸朱理氏
2 一方井亜稀氏
3 石川厚志氏
4 塚越理恵氏
5 長尾早苗氏
6 澤田和弥
7 藤原奈緒氏
8 川島清氏
9 浅野彩香氏
10 佐伯琢治氏
11 斎藤千尋氏
12 村田活彦氏
13 田中智子氏
14 広瀬大志氏
15 三角みづ紀氏
16 暁方ミセイ氏
17 関悦史氏
18 紺野とも氏
19 福田理恵氏
20 黒川武彦氏
21 坂田智愛氏
22 森川雅美氏
23 竹中まりも氏
24 カニエナハ氏
25 渡辺めぐみ氏
26 榎本櫻湖氏
27 生野毅氏
28 及川俊哉氏
外、当日飛入1名有。(名は失念)
鯨井氏、城戸氏、一方井氏、三角氏、関氏、森川氏、及川氏、佳哉。他に佳き人をりしかど、名を失念。壁をノックしつつ、詩を朗読せし眼鏡の若き女性なり。
現代詩が中心也。「寺山氏の作品(部分可)を朗読」とありしかど、自作多し。寺山氏の俳句を朗読せしは関氏と我のみ。
関氏は寺山修司『花粉航海』より20句。自作の新作追悼句1句を朗読。「俳句は声のみにて判ぜらるるものに非ず。朗読に不向きなり」とて、寄席の演目書きのごときものにて、俳句を活字にても紹介。朗朗たる声、頗る佳哉。
我、寺山修司『花粉航海』より
目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹 寺山修司
を朗読せり。他に
五月物憂しなかんづく修司の忌 遠藤若狭男
を朗読。その後、拙句集『革命前夜』を中心に、既発表句20句及び新作1句を朗読。1句を2回読みぬ。一度は淡々と、再た一度は感情を込め。
我、「修司忌」の自作を中心とす。されど関氏は寺山氏の俳句を中心とす。寺山氏の俳句の魅力、皆に伝はりしは、全くもって関氏のお陰也。頗る有難シ。
1人5分の持ち時間を皆超過。22時30分終了予定も、実際は23時32分終了。熱気ある企画也。頗る佳哉。
「ご無理は言いませんが、できるだけ最後までいてください」とて、最後まで鑑賞。その後、ショートインタビュー。時、既に0時に近し。頗る努力せど、途中にて終電尽く。東京のタクシー、頗る高し。不快也。O氏御宅着は1時。非礼を詫ぶ。笑顔もて赦さるる。頗る有難シ。酒呑みつつ、俳句談義盛り上がる。3時終了。服用の後、就寝。頗る佳日也。
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2013-09-01
寺山修司と関わりし或る日の日記 澤田和弥
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