2016-12-25

【2016年週俳のオススメ記事 10-12月】世代とか外側とか 西原天気

【2016年週俳のオススメ記事 10-12月】
世代とか外側とか

西原天気


10月から12月にかけては「特別」がたくさん。

第497号 2016年10月30日および第498号 2016年11月6日が「堀下翔まるごとプロデュース学生特集号」。堀下くん、ごくろうさん! と大声で叫びたい2週間でした。

ところで、20歳前後の人たちというのは、私などには想像もつかない「異文化」の社会集団なわけですが、俳句という取っ掛かりがあると、そう異文化なわけでもない。俳句って、おもしろいものですね。

高校3年生・八鍬爽風さんの寄稿「戦争俳句の考証と平成俳句の課題」(第499号)を読むと、世代をつなぐ(というか串刺しにする)俳句の機能にも思いが到り、年齢って、あんまり関係ないな、などとも。

同時に、黒岩徳将 「ありえん良さみ」(第500号)が紹介する言語的事象には、「やっぱ、異文化!」と驚きつつ、「ちがうから、おもしろいよな」と、ひとり納得するのでした。



「特別」は第499号 2016年11月13日で「角川俳句賞」落選展」、第502号 2016年12月4日で「石田波郷新人賞」落選展も、そう。落選展は、すでに恒例となっています。

そして、第500号 2016年11月20日

この第500号では、藤田哲史さんの連載「評論で探る新しい俳句のかたち」が始まりました。



週俳では、おもしろい偶然もたびたび起こります。第496号 2016年10月23日では、鴇田智哉さんが結社「街」の句を読み、「街」主宰の今井聖さんが、鴇田俳句の秘密と核心に迫る。



第494号 2016年10月9日では、「数学×俳句イベント」のレポート。週俳は、俳句世間の内側ではなく、さらにもっと「外」に目を向けていたい。これは運営の一人としての願望であり、決意表明であります。


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