2018-01-21

後記+プロフィール 第561号

後記 ◆ 上田信治

10句作品の橋本小たかさんは、武藤紀子さんの「円座」所属。

武藤さんから、小たかさんは「あたらしい人」なので、山口昭男さんに「おあづけして、指導してもらっている」という話をうかがい、武藤さんと山口さんに、そういう信頼関係があるということに、自分は、ちょっと感動しました。

注目の書き手です。



福田若之句集『自生地』には、「信治さん」が出てくる句があります(233p)。

え、自分のこと? と、よろこびました。福田さんの交友関係に、べつの「信治さん」がいるかどうかは、たしかめていませんが。



昨年末、句集を出しました。『リボン』→邑書林

イベントの発案を、二方面からいただきまして(牙城さん、文香さんありがとう)、東京・大阪で、2月と3月にやっていただけることになりました。

http://weekly-haiku.blogspot.com/2018/01/blog-post_21.html

両方、二次会に、どなたもご参加いただけます。
というか、二次会きてもらわないと、ソロバンが合わないw

よろしかったら、お目にかかって、お話しいたしましょう。
ぜひぜひ。



それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。



no.561/2018-1-21 profile


■橋本小たか はしもと・こたか
1974年、岡山県瀬戸内市生まれ。京都市在住。男性。
「円座」会員、「秋草」準会員。

■ロビン・D・ギル robin d. gill
俳号・敬愚。ロビン・ギルとして一連の著作(日本語)で80年代の軽薄な日本人論をぶっ飛ばしてから、その自然主義にあった俳句の世界へと心移り、今度、 robin d. gillとして、やはり一連の著作が、俳句(主に俳諧)をめぐる。海鼠句千句もある480 頁のRise, Ye Sea Slugs!(2003), 蝿句同じ数あるが自然科学がすくない小本 Fly-ku!(2004)。今までほとんど翻訳されず新年部の句ばかり(20季題、2千句)のThe Fifth Season(2007)。桜、花見をめぐる三千句も超える740 頁のCherry Blossom Epiphany (2007).和文すべて入っているから、日本語の勉強、又、日本人読者にとって逆に英語の勉強のためになる。ブライスの大業につぐ、その翻訳の大河ドラ マが、スポンサーを見つけなければ、いつまで引き続くのか、心配。ご支持を願いたい。敬愚と号してbbsで句をいじけるが、のこしたい句のほとんどが、紙切れか、その時に読んだ本の表紙の裏側にあるから、失くす前に、人生の締め切りの前に、そいつを集め、選べ、直す暇が見つけるかどうか、さだかではない。 サイト「PARAVERSE ORG」

■小池康生 こいけ・やすお
大阪出身。「銀化」同人。「奎」代表。
句集「旧の渚」。


■三宅桃子 みやけ・ももこ
2005年より作陶を始める。2013年より俳句を始める。
作陶は「土やき研究会」で活動。俳句は、超結社「豆の木」を中心に作句。
2016年、「陸」入会。


■小林すみれ こばやし・すみれ
1955年東京生まれ。2006年、「椋」入会、石田郷子に師事。2011年、第二回「椋年間賞」受賞。2015年、第一句集『星のなまへ』上梓。現在「椋」会員、俳人協会会員。


竹内宗一郎  たけうち・そういちろう
1959年鳥取県生まれ。「天為」同人。「街」編集長。

■茅根知子 ちのね・ともこ
1957年東京生れ。第15回(2001年)俳壇賞。句集『眠るまで』(本阿弥書店)。「絵空」同人。

■堺谷真人 さかいたに・まさと
1963年、大阪生まれ。「豈」「一粒」同人。現代俳句協会会員。

中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1994年、「炎環」入会とほぼ同時期に「豆の木」参加。2000年「炎環」同人。03年「炎環」退会。04年「炎環」入会。08年「炎環」同人。

■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■上田信治 うえだ・しんじ
1961年生れ。共著『超新撰21』(2010)『虚子に学ぶ俳句365日』(2011)共編『俳コレ』(2012)ほか。句集『リボン』(邑書林)

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