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「—俳句空間—豈weekly」創刊
webサイト「—俳句空間—豈weekly」がスタートします。
「—俳句空間—豈」といえば、1980年、故摂津幸彦らによって創刊され、今年5月の最新号で46号を数える同人誌。多くの有力同人を擁する、前衛の老舗ともいうべき集団です。
その本家との関係は詳らかにされていませんが、「豈weekly」は、生野毅、中村安伸、高山れおなの3名の筆者を、創刊メンバーとするらしい。
「サイト名」の下には「俳句の書評・時評、そしてエッセイ」ということばが掲げられています。
また、第0号掲載には、メンバーから「創刊のことば」が寄せられていますが、「俳句人口なるものがどんな誇大な数字を示そうとも、俳句など誰も読んではいない。残念ながら事実はその通りだが、しかしこの事実に甘えて、みずからもまた読むことに怠惰であったのではないかという反省が今はある」(高山れおな)とある。ともかく俳句を「読む」ということをやっていこう(補完していこう?)、というモチーフが示されているようです。
俳句を「読む」こと。定期刊行物であること。
それは「週刊俳句」というアイデアの根本部分(私見ですが)であり、「豈weekly」の創刊は、「週刊俳句」にとって、待望のライバル、あるいは同伴者の登場であると言えましょう。
こんな「人のいい」ことをする人たちが、出てきてくれるなんて。
楽しみです。
心から、創刊をお祝いし、エールを送らせていただきたいと思います。
→「—俳句空間—豈weekly」
(上田信治・記)
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2008-08-17
NEWS「—俳句空間—豈weekly」創刊
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