回文俳句●秋冬コレクション
ゴジラ飼う 井口吾郎
柿むきし僧のその嘘子規向きか
百舌石に止まる昼間と西出雲
雄生揉や消えし西駅闇もなお
何億代来て霧笛抱く女
黒きのこ汁有り或る事故の記録
快楽は毛布荷風も舶来か
ふうふうと豆腐和風と問う夫婦
早起きな冬至小姑亡き親は
鳴門にて勇魚見なさい手に捕るな
春よ遠からじゴジラ飼うと夜は
●
2011-01-23
10句作品テキスト 井口吾郎 ゴジラ飼う
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photo by Tenki SAIBARA
回文俳句●秋冬コレクション
ゴジラ飼う 井口吾郎
柿むきし僧のその嘘子規向きか
百舌石に止まる昼間と西出雲
雄生揉や消えし西駅闇もなお
何億代来て霧笛抱く女
黒きのこ汁有り或る事故の記録
快楽は毛布荷風も舶来か
ふうふうと豆腐和風と問う夫婦
早起きな冬至小姑亡き親は
鳴門にて勇魚見なさい手に捕るな
春よ遠からじゴジラ飼うと夜は
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