対中いずみ
「晨」1997年9月号は、第81号。「晨」誌上で裕明が魚目・あきら句を鑑賞するのはこれが三回目であり、かつ最後となった。魚目・あきらは、裕明の尊敬する作家であるが、句を語るときは、魚目を語るときの方が、なぜか裕明は昂っているように見える。
「晨」1998年9月号より、5句を引く。
「晨」1998年9月号より、5句を引く。
長子とは泳ぐ手をふることもなく
糸瓜蔓アララギのうた長かりし
かるきゆゑ空蝉のかく美しく
子規の文字一寸角大新涼と
蓼の花横顔の子規いつも若し
≫田中裕明 特別作品評・第八十号より糸瓜蔓アララギのうた長かりし
かるきゆゑ空蝉のかく美しく
子規の文字一寸角大新涼と
蓼の花横顔の子規いつも若し
0 件のコメント:
コメントを投稿