週刊俳句 Haiku Weekly
毎週日曜日更新のウェブマガジン。
俳句にまつわる諸々の事柄。
photo by Tenki SAIBARA
2022-04-03
対中いずみ【空へゆく階段】№65 解題
【空へゆく階段】№65 解題
対中いずみ
「晨」30号(1989年3月号)掲載。「晨」のシリーズ「四季光芒」は一つの季題に焦点を当て、数名で同じ季題を執筆する。たとえば29号では「餅」31号では「祭」といった次第だ。汐干を春の行楽の行事とし、のどかなおだやかなものとして鑑賞している。ちなみに田中裕明の汐干の句は、
みほとけに干潟の裾のひろかりき
汐干潟函より出して銀の笛
その人の詩いままろし大干潟
が全句集におさめられている。
≫田中裕明 四季光芒・汐干――汐干にまがふ
0 件のコメント:
コメントを投稿
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示
0 件のコメント:
コメントを投稿