週刊俳句 Haiku Weekly
毎週日曜日更新のウェブマガジン。
俳句にまつわる諸々の事柄。
photo by Yutaka KANOO
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小林すみれ
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2025-02-02
小林すみれ【週俳10月11月の俳句を読む】ほんの小さな光
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【週俳10月11月の俳句を読む】 ほんの小さな光 小林すみれ ゆきやなぎからはじまつてゐるこども 垂水文弥 一七音の柔らかな響き。 すべて平仮名なのが、新章の春を感じさせる。 小さな小さな白い花がこどもと響き合う。 つい触れてみたくなる光のような新鮮な一句だ。 踊りけりあなた...
2020-12-13
【週俳11月の俳句を読む】冷たき影に 小林すみれ
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【週俳11月の俳句を読む】 冷たき影に 小林すみれ 旅夢想布団に初時雨の音に 田中八目 一日一日と冬が深まって行く。いつものように気軽にどこかへ行くことが難しい昨今。だからこそ温もりに、ささやかな窓外の音に、旅を感じているのだろう。かつて行った思い出も重なって、より旅を恋しく...
2020-08-09
【週俳7月の俳句を読む】涼しさに 小林すみれ
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【週俳7月の俳句を読む】 涼しさに 小林すみれ 返球は転がしてやる朝曇 村上瑛 返球の相手は小さな子どもなのだろう。ただ返すより、確実に相手が取りやすいように心遣る。そんなさりげない行為も眩しく、なんだか懐かしい。今日も暑くなりそうだ。 似...
2019-11-03
【週俳9月の俳句を読む】猛暑のあとに 小林すみれ
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【週俳9月の俳句を読む】 猛暑のあとに 小林すみれ 頸椎の組糸ほつれゆく炎暑 五十嵐秀彦 頸椎には七つの骨がある。それらを組糸のようだと言っているのか、これ以上ない暑さを感覚的にとらえていて深みがある。今年は夏の始まりが遅かったが、いつものように猛暑が続いた。暑...
2018-12-16
【週俳11月の俳句を読む】心のありか 小林すみれ
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【週俳11月の俳句を読む】 心のありか 小林すみれ 装置より伸びる両腕秋の昼 中田美子 この装置とはなんだろう。いろいろと想像したが特別なものではなく、季節を感じることのできる心の装置なのではないか。今年の夏は酷暑であったので、秋への期待は一入だった...
2018-01-21
【週俳12月の俳句を読む】待春の空 小林すみれ
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【週俳12月の俳句を読む】 待春の空 小林すみれ ゆふぐれの茶の花に屈んでをりぬ 岸本由香 茶の花はひっそりと咲く。最近では気候の変化で早い時期から咲いている。うっすらと香る、葉に隠れるように咲く白くて可憐な花だ。日の傾いた茶の木に屈んでいるのは誰だろう。夕闇に...
2017-06-11
【週俳5月の10句作品を読む】花のことば 小林すみれ
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【週俳5月の10句作品を読む】 花のことば 小林すみれ いくつものこゑのまとまる夕桜 青木瑞季 花見の席では四方から声はするのだが、桜を見ると何故か皆同じことを言う。「きれいだなあ・・」はもちろん、しみじみと、「あと何回見ることができるのかなあ」と。夕方の桜は尚...
2016-07-03
【週俳5月・6月の俳句を読む】小林すみれ 瑞々しき朝
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【週俳5月・6月の俳句を読む】 瑞々しき朝 小林すみれ 復興の仮設店舗の種物屋 広渡敬雄 作品は被災地を詠まれているが、その中でもさりげないこの句は希望があり、温かい。どの句もまだ春になりたての景が迫って来る。作者の眼差しはどこまでもやさしい。復興の願いが詰まっ...
2015-09-13
小林すみれ 月の窓 10句
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画像をクリックすると大きくなります。 週刊俳句 第438号 2015-9-13 小林すみれ 月の窓 クリックすると大きくなります テキストは こちら 第438号の表紙に 戻る
10句作品テキスト 小林すみれ 月の窓
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月の窓 小林すみれ 木槿咲く少女はサドル高くして まつすぐに来し朝顔の咲く町へ 目礼を交はしてゆける水の秋 秋蟬や鞄一日ふくらんで たをやかに銀水引の灯しかな 横顔に母の面影銀河濃し 珈琲の香りたちたる月の窓 赤鬼に射的のあたる月夜かな 届きたる回覧板と柚...
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