週刊俳句 Haiku Weekly
毎週日曜日更新のウェブマガジン。
俳句にまつわる諸々の事柄。
photo by Tenki SAIBARA
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澤田和弥
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2015-05-31
【澤田和弥さん追悼】澤田さんありがとう 佐藤文香
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澤田和弥さん追悼 澤田さんありがとう 佐藤文香 1 澤田さんは早大俳研の先輩だ。 1日で100句つくろうと言い出したのはわたしではなかったのだが、たぶんわたしの東中野のマンションで、たしか目白の女子学生会館を出てすぐだったと思うから大学3年生のはじめごろだ...
【澤田和弥さん追悼】わたしの澤田くん 堀田季何
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澤田和弥さん追悼 わたしの澤田くん 堀田季何 澤田和弥くんについて追悼文を書けという。 通夜や葬儀でのスピーチやお悔やみ状で使われる、きちんとした類の文章はわたしには書けない。元々駄文しか書けないし、散文が大の苦手だからである(正式な追悼文では「元々」というよ...
2015-05-24
【リンク集】週俳で読む「澤田和弥」
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【リンク集】 週俳 で読む 「澤田和弥」 澤田和弥 妻がをり 50句 2007-10-28 http://weekly-haiku.blogspot.jp/2007/10/blog-post_28.html 澤田和弥 一塊の肉 50句 2008-10-26 ht...
【澤田和弥さん追悼】 澤田さんのこと 松本てふこ
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澤田和弥さん追悼 澤田さんのこと 松本てふこ 澤田さんの作品というか、句集に関して一昨年に文章を書いた。 私が彼の句に対して思っていることはここであらかた書けてしまった気もするので、リンクを貼っておく 小さな革命としての俳句~澤田和弥句集『革命前夜』 htt...
【澤田和弥さん追悼】和弥くんが亡くなった 金子敦
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澤田和弥さん追悼 和弥くんが亡くなった 金子敦 澤田和弥さんのことを、僕はいつも、和弥くんと呼んでいた。 初めて知り合ったきっかけは、「週刊俳句」である。それは、2007年10月28日号に掲載された、角川俳句賞の落選展。僕の作品は、「チェシャ猫」というタイトルの5...
【澤田和弥さん追悼】 ごめんね 上田信治
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澤田和弥さん追悼 ごめんね 上田信治 水泳帽よりちくちくと毛が飛び出す 2007 毛深い人だった。手の甲や二の腕に手強い毛が生えていて、張りのある胸乳やお腹には、それどころではなく黒い毛が渦巻いているという噂だった。眉毛もまつげも濃いのだった。濃いまつげに囲まれ...
2014-11-02
落選展2014_12 ふらんど さわだかずや
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画像をクリックすると大きくなります。 週刊俳句 第393号 2014-11-02 2014 落選展 12 ふらんど さわだかずや クリックすると大きくなります ≫テキスト
2014-02-16
誤読 金子敦第四句集『乗船券』を読む 澤田和弥
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誤読 金子敦第四句集『乗船券』を読む 澤田和弥 最初の10句を引用してみよう。 湘南の匂ひをまとふ初日かな 年賀客ともに渚へ走りけり 風花をいざなふ楽譜開きけり 初蝶がト音記号を乗せてくる 北窓を開けて便箋買ひにゆく 囀りやくるりくるりと試し書き 飴...
2014-02-02
【週俳1月の俳句を読む】レース 澤田和弥
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【週俳1月の俳句を読む】 レース 澤田和弥 俳句はレースである。 最初から飛ばす先行逃げ切りか。 中盤からじわじわと追い上げるか。 最後尾から、最後に一気に駆け抜けていくか。 光速は人類の憧れである。 ジョギングには、ほのぼのとしたゆとりがある。 私は高...
7 件のコメント:
2014-01-19
爆発寸前の静けさ 澤田和弥句集『革命前夜』 谷口慎也
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爆発寸前の静けさ 澤田和弥句集『革命前夜』 谷口慎也 ※『連衆』第66号(2013年9月刊)より転載 著者は昭和五十五年、浜松市生。第一句集である。現在『天為』同人で、跋文を有馬朗人が飾る。句集名は〈 革命が死語となりゆく修司の忌 〉からきているようで、寺山修司のそ...
1 件のコメント:
2013-11-03
2013落選展 5草原の映写機 澤田和弥
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画像をクリックすると大きくなります。 週刊俳句 第341号 2013-11-03 2013落選展 5草原の映写機 澤田和弥 クリックすると大きくなります ≫テキスト ≫印刷用 第341号の表紙に 戻る
2013落選展テキスト 5草原の映写機 澤田和弥
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5 草原の映写機 澤田和弥 アンテナは何を受けとむ鳥曇 時計塔奏ではじむる春の月 冴返る夜空に眠るやうな蒼 白魚に透けぬ命のありにけり 春浅き空に鉄塔一直線 春めくやカクテル淡きブルーとし はらはらと散るもの多し仏生会 春愁や絵本の中の王子様 看板のどれもさ...
2013-09-01
寺山修司と関わりし或る日の日記 澤田和弥
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ワタリウム美術館「寺山修司ノック展」テラヤマonリーディング 寺山修司と関わりし或る日の日記 澤田和弥 平成25年8月24日(土) 曇りがち。時折小雨。 昼、ぷらっとこだまにて上京。 車中にて昼食。柿の葉寿司(たなか)950円。缶ビール350ミリリッ...
2013-07-14
後衛の魅力 澤田和弥句集『革命前夜』を読む 西原天気
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後衛の魅力 澤田和弥句集『革命前夜』を読む 西原天気 いったいなにがあったというのでしょう。 とびおりてしまひたき夜のソーダ水 澤田和弥(以下同) 女性にフラれでもしたのでしょうか。男が飛び降りたくなるのはそんなときくらいですから(暴論)、おそらく図星...
新幹線に乗る直前にとりあえず手軽に買うことの出来る無難な東京土産 澤田和弥句集『革命前夜』の一句 山田露結
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新幹線に乗る直前にとりあえず手軽に買うことの出来る無難な東京土産 澤田和弥句集『革命前夜』の一句 山田露結 東京に見捨てられたる日のバナナ 澤田和弥 ちょっと乱暴ですが、この句、つづめると「東京バナナ」になります。「東京バナナ」といえば東京土産の定番です。正式には「...
2013-05-12
父還せ 寺山修司「五月の鷹」考 澤田和弥
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父還せ 寺山修司「五月の鷹」考 澤田和弥 寺山修司第一句集『花粉航海』は昭和五十(一九七五)年一月十五日に深夜叢書社から刊行された。全二三〇句の巻頭を飾る句が 目つむりていても吾 (あ) を統 (す) ぶ五月の鷹 という、修司の代表句とされる一句である。 ...
2012-10-07
加本さん、お疲れ様でした 澤田和弥
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加本さん、お疲れ様でした 澤田和弥 拙稿「 加本さんをご紹介します 」にて加本泰男さんというとても魅力的な俳人をご紹介いたしました。続編である本稿では、加本さんが描いた障害者、闘病について、触れさせていただきたく思います。 加本さんは連作を何篇も遺されました。そのなかに...
2012-09-02
加本さんをご紹介します 澤田和弥
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加本さんをご紹介します 澤田和弥 加本さんを初めて知ったのは『月刊俳句界』平成21年5月号の「夭折の俳人特集」でした。私が寺山修司の項を担当させていただいたので、嬉しくてまずはその特集から読みました。そこに加本さんはいらっしゃいました。 加本泰男さんは昭和30年6月1...
2012-07-29
「ミヤコ ホテル」を読む 澤田和弥
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「ミヤコ ホテル」を読む 澤田和弥 日野草城の連作「ミヤコ ホテル」10句は昭和9(1934)年「俳句研究」4月号に発表され、昭和10年の第三句集『昨日の花』に収録された。「完全なフィクション」であり、「エロチシズム濃厚なテーマ」を詠んだこの作品は高浜虚子の逆鱗に触れ、...
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