2008-07-20

10句作品テキスト 奥坂まや

奥坂まや  番号順

父の日やベンチに吹かれ週刊誌
横柄に仙人掌の拡がつてをり
五月雨や老人の列前進す
無花果割る六条御息所の恋
眼を抉り能面となる涼しさよ
蓮(はちす)の上真空にして灼熱す
蟇歩む王道をゆくごときかな
番号順に肉体並ぶ日の盛
蝉声に太陽古ぶわれ古ぶ
慟哭のごと大都会夕焼けたり



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