夏 桔 梗 千葉皓史
青天の下のぬかるみ青嵐
夏草の飛ばしゐるなり雲の影
町なかの空地の夏の立ちにけり
あたらしきぬかるみにしてえご落花
株立やまつはりのぼる夏の蝶
行くあての道広し梅雨穂草
白南風や日暮はものの影高く
武蔵野の夏たけなはの小径かな
伸びすぎし丈をかなしむ夏桔梗
夕風のなかなか迅し夏桔梗
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2008-07-20
10句作品テキスト 千葉皓史
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俳句にまつわる諸々の事柄。
photo by Tenki SAIBARA
夏 桔 梗 千葉皓史
青天の下のぬかるみ青嵐
夏草の飛ばしゐるなり雲の影
町なかの空地の夏の立ちにけり
あたらしきぬかるみにしてえご落花
株立やまつはりのぼる夏の蝶
行くあての道広し梅雨穂草
白南風や日暮はものの影高く
武蔵野の夏たけなはの小径かな
伸びすぎし丈をかなしむ夏桔梗
夕風のなかなか迅し夏桔梗
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