2008-10-12

帰宅ラン 第2回 グリングリン LUGAR COMUM

帰 宅 ラ ン LUGAR COMUM
running home


第2回 グリングリン



首尾よく晴れて、日比谷交差点の上に黄色い半月が。雨上がりの匂いをスースーハクハクしながら、遅めのジョグで祝田門を越え、桜田門から広場に入って、時計塔の前でいったんストップ。ここを皇居周回の起点とか、待ち合わせ場所にしているランナーって、多い。

ボクも混じって、足首をグリングリン回したり。i-podと点滅ライト、ランウォッチをセットしたり。で、グッと腰を引いてポーズ付けて、パンと一回、両手を叩いて走り出す。…あ、スイマセン、これ、マイブーム。ケータイのコマーシャルで、ランナーのお姉さんがやる仕草。オッサンが、何すんの。恥ずかしい? 大丈夫、周囲のランナー誰ひとり、見向きもしないから。むしろ、ひとりというのが少々、寂しい。

反時計回りに内堀に沿って、二重橋から大手門、平川門へと、家とは逆方向へ。この先ぐるっと4分の3周したら、三宅坂で右に折れて246号線に入って真っ直ぐ多摩川まで下るコース。あんな人ごみの中、走れるの、と聞かれるけど、青山通りの舗道は綺麗で広くて、煌々と明るいから、むしろ安全、走りやすい。ただ距離が足りないので、こうして初っ端にオマケをつける。

竹橋駅の出入口を過ぎて、美術館前の上り坂あたりまで来て、やばい、右足の脹脛(ふくらはぎ)に軽い張りが。先週痛めたところ。ペースを落として、蹴り足を小さめに。…脹脛と言えば、アスリートたちの、プクッと膨らんだ「子持ちシシャモ」がいいな、欲しいなーと思っていたけど、長距離は違うらしい。マラソン選手の場合、足に頼らない全身を使った走りを目指すので、うまくいけばその先、下肢が退化して、ツルッと棒切れのような脹脛になるのだ、と。…ふうん。私の足? もちろん、まだどちらでもなく。

千鳥が淵で左に回りこんで、半蔵門を越えて、国立劇場のあたりまで来る。ゆっくり行けば、足、大丈夫かなあ。…でもねえ、万一、途中で走れなくなったら、どうすんの? 熟年ランナー無理せず、ということで。今日のところは撤収。

…と思ってたのに、三宅坂の交差点の右折信号がちょうど青だったもんで。勢いで曲がっちゃった。あーあ。


[10月累計走行距離: 82.00 km]



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