前説:東人俳句を愛す さいばら天気
東人さんの俳句に、上田信治さんは、たった一句で、たちまちハマったらしい。それは数年前のメール句会のこと。私はその数年前から句座を共にする機会を得、じわじわとハマった。東人俳句のマニア的ファンは私の知る範囲で、この2名。実際にはもっといるのだろうが、その数はけっして多くないと思う。結社誌に句が掲載されることもないから、東人俳句をよく知るのは、句座を共にする人間に限られるのだ。
「東人さんの句は『月天』以外では読めないんですか?」
信治さんからそう訊かれたのは昨年冬。そうなんです。『月天』という俳句の集まりが1~2年に一度出している句誌以外で東人俳句を目にすることはないはず。
「週刊俳句で紹介しましょうか」と、私は咄嗟に反応した。過去の『月天』誌をめくり、さらに東人さんが参加している句会録を手に入れ、ここ3、4年の句作のなかから30句を選ばせていただいた。
東人俳句の何がおもしろいのか。それはここでは言うまい。ともかく読んでいただこう。3人目以降の東人俳句愛好家がきっと誕生すると信じている。
2009-01-11
前説:東人俳句を愛す さいばら天気
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