「傘」とは
●越智友亮と藤田哲史の2人が出す雑誌です。
●この2人が組みたい企画しか組みません。
●それぞれが企画を発案し、発案者が編集責任を取るかたち。
●不定期刊行。
●スポンサー、ただいま募集中。
≫ウェブサイト http://haiku.karakasa.com/
vol.1 について編集人から
vol.1の特集は「佐藤文香」です。若手俳人が特集されることが少ないことは俳句では常識に近いのですが、「それってどーなのよ?」と。ゆくゆく大成するかどうかわからない若手作家はプッシュできないものなのか?俳句は老境でこそ輝くものなのか?今回はそのアンチテーゼとして若手の1人にスポットを当てて特集記事を組んでみよう、ということです。
「佐藤文香はもう褒められてるよ」という若手俳人の意見も聴きましたが、そうではない。それは厳密に言うと『海藻標本』が褒められた訳で、その人物についてであれば、何度特集されても問題ない。そうでなければ、はるか昔に芭蕉や蕪村の研究なんて終わっていていいはず。ある人物を一面的に評価することなんてほんとうは不可能のはずで。
そして、これを皮切りに「佐藤文香」以外にも若手俳人の特集をどんどんやっていきたいな、とも思っています。でも、こういうのなんて音楽雑誌じゃ普通のこと。うちらは普通のことを普通にしたいだけなんです。つまりは。(藤田)
vol.2 について編集人から
vol.2では「ライトヴァース」を特集する予定になっています。かつて短歌では、穂村弘を中心としたニューウェーブと呼ばれる人たちが短歌のライトヴァース化を行いました。それを受けて、俳句ではどうだったでしょうか。今のところ、自分はよくわかっていません。そんなわけで、vol.2では、俳句とライトヴァースとの関係性を考えたいと思っております。現在ある程度まで構成を練っておりますが、まあ、お楽しみに。あはは。(越智)
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2010-09-05
「傘」とは
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