2010-10-31

テキスト版 高橋透水 元の水にあらず

元の水にあらず 高橋透水

秋桜子そつと草の芽数へけり
どら声で素十近づく踊り子草
釣舟の火影の向かうは秋の海
菊咲くや女嫌いの虚子が好き
俳人の脚の細きが枯野行く

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