2012-12-30

「週俳の2012年」回顧 〔4〕十月~十二月

「週俳の2012年」回顧
〔4〕十月~十二月:第285号~第296号 ……西原天気


第285号の10句作品は忌日くん「をととひの人体」第280号 2012年9月2日掲載のるふらんくんに続いての俳句作成ロボットの登場でした。第290号では、忌日くんをめぐってプログラム制作者の三島ゆかりさんと西原天気が語り合いました(≫二物衝撃と俳句ロボット 「忌日くん」の爆発力)。

この号第286号は毎月前半の恒例、【俳句を読む】は、歌人の山田航んの御寄稿もあって充実。

第286の10句作品は佐藤りえさん手銭 誠さん。佐藤さんは歌集『フラジャイル』が既刊の歌人/俳人。

第287号の10句作品は草深昌子さん。松尾清隆さんの時評《「格闘のさ中」に》は世代間ギャップを取り上げました。三宅やよいさんの《「「湿ったもの」の正体 柴田千晶『生家へ』を読むは、詩集(俳句も掲載されていますが)を取り上げた点、これまでの週俳にはなかった記事。

第288号 の10句作品は飯島士朗さん。山田露結さんが『鏡』第6号から東直子さんの一句を、西原天気油布五線句集『蘚苔類』を読みました

第289号落選展。今年は23作品が並びました。

第290号の10句作品は森賀まりさん

第291号は、中嶋いづるさん谷雅子さん石原ユキオさんと10句作品が3つ並びました。この号では、江里昭彦さん《角川書店「俳句」の研究のための予備作業》の3回連載(転載)が始まりました。落選展関連企画の第1弾として、上田信治《「俳句」11月号掲載候補3作品を読む》が掲載されたのもこの号。

【週俳10月の俳句を読む】は第290号第291号に掲載。

第292号の10句作品は矢野錆助さん。ひらのこぼさん《俳句入門書100冊を読んで》は、上梓されたばかりの『俳句開眼 100の名言』執筆後日談ともいうべき記事。この号からは楢山惠都さんの落選展2012を読む》3回シリーズが始まりました。

第293号の10句作品は、戸松九里さん山崎祐子さん藤井雪兎さんの3作品。この郷からは島田牙城さんの《落選展よ水戸橋よ》がスタート。 また、関悦史さんが武田肇句集『フィロゾフたちの回帰』を読んでいますかまちよしろうさん《そんな日》は久しぶり。


第294号の10句作品は竹中宏さん。【2012落選展を読む】企画の1つ、座談(鼎談)による論評がこの号から始まりました(年を越します)。 鈴木牛後さんの連載《牛の歳時記》は第13回「初雪」。また、関悦史さんが五十嵐進句集『いいげるせいた』を読んでいます

【週俳11月の俳句を読む】は第293号第294号第295号に掲載。

第295号の10句作品は山崎志夏生さん平井岳人さん。イベントレポート《第23回現代俳句協会青年部シンポジウム「洛外沸騰」》は、小倉喜郎さんと高勢祥子さん。この号は【句集を読む】が充実。福田若之さんが高山れおな句集『俳諧曾我』の句集評小野裕三さん関悦史さんが照井翠句集『龍宮』の句集評を寄稿。

第296号の10句作品は、上野葉月さん。また、近恵さんが《ひとり落選〔×4〕展》で一挙120句。

毎週の連載、小川春休さんの《朝の爽波》、野口裕さんの《林田紀音夫全句集拾読》、不定期シリーズとして、橋本直さん《俳句の自然 子規への遡行》、小林苑をさん《空蝉の部屋》も続いております。

来年2013年も『週刊俳句』をよろしくお願いいたします。

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