後記 ● 上田信治
前回、当番の320号、けっきょく後記を書かずにすませてしまいました。すいません。
今週は、ちゃんと日曜日に書いています(遅いけど)。
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朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のことでも、書きましょうか。今しか書けないことなんで。
「笑い」って、だいじだな、とあらためて思いました。
人が親しくなったり、なんとなく信用できると思うことって、案外、笑いの感覚が共通することで成立したりするでしょう?(と、むかし、多くの「お笑い」CMをつくったディレクターが言ってました)(←前も書きました)
「あまちゃん」は、撮っては出しのテレビドラマにも関わらず、ぎりぎり笑えることで、その世界に対しての共感を成立させているように思います。
あと、まじめさ。
あのドラマの登場人物たちはどうしたって終盤「震災」をむかえることになるでしょうから、あの町の人たちは、それに見合うほどものすごくまじめに造形されているはずで、まあ、だから、とても面白いですよ「あまちゃん」。
先々週の月曜日、彼女たちが、地元の監視の目をのがれて東京行きの深夜バスに乗り込む話、声立てて笑いましたから。
(あまり今が楽しいので、きっと、地震が来そうになったら見るのをやめてしまいそうです)
なんか、ツイッターに書いて、埋もれさせてしまえばいいような話ですね。
まあ、でも、まじめさとファニーさの両立というテーマは、俳句と関係なくもない。
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それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
no.323/2013-6-30 profile
■飯田冬眞 いいだ・とうま
1966年北海道生まれ。「豈」同人、「未来図」会員。
■橋本 直 はしもと・すなお
1967年生。「豈」同人、「鬼」会員。「俳句の創作と研究のホームページ」
■三島ゆかり みしま・ゆかり
俳人。1994年より作句。 http://misimisi2.blogspot.com/
■こしのゆみこ こしの・ゆみこ1951年、愛知県幡豆町海の町に生まれる。現代俳句協会会員、「海程」同人、「豆の木」代表。海程新人賞、第16回(1998年度)現代俳句協会新人賞、第5回(2004年)度・現代俳句協会年度賞。2009年句集『コイツァンの猫』上梓。
■小川春休 おがわ・しゅんきゅう
1976年、広島生まれ。現在「童子」同人、「澤」会員。句集『銀の泡』。サイト「ハルヤスミ web site」
■野口 裕 のぐち・ゆたか
1952年兵庫県尼崎市生まれ。1952年兵庫県尼崎市生まれ。二人誌「五七五定型」(小池正博・野口裕)完結しました。最終号は品切れですが、第一号から第四号までは残部あります。希望の方は、yutakanoguti@mail.goo.ne.jp まで。進呈します。サイト「野口家のホーム ページ」
■上田信治 うえだ・しんじ
1961年生れ。共著『超新撰21』(2010)『虚子に学ぶ俳句365日』(2011)共編『俳コレ』(2012)ほか。
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2013-06-30
後記+プロフィール 323
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