後記 ● 上田信治
今週は、連載記事もお休みして「2015角川俳句賞落選展」を、特集します。
(生駒さんの「敏雄のことば」は、明日の勉強会のための連載なので、掲載しました)
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今年は、角川俳句賞、若返りましたね。
「週刊俳句」がはじまったころは、毎年、学生俳人が2人、予選を通過するので、「学生枠」というのがあるのかしら、とか言っていたのですが、今年は、平成生まれ(26歳以下)が4人。昭和50年代以前(40歳以下)を若手と数えれば12名で、予選通過の1/3を占めます。
落選展も、ご覧の通りです。
髙柳、神野、佐藤、谷、山口、藤田、生駒、越智といった人たちが、現役の学生だったころを思い出させる、この人数。
もちろん、今年も年齢と関係なく、おなじみの方から、はじめての方から、多くの力作をお寄せいただきました。
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よろしければ、 テキストページのコメント欄から、各作品に感想をお書き込み下さい。(編集部確認のうえ、順次upしていきます)
また、落選展の鑑賞記事も企画中です。
それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
no.445/2015-11-1 profile
■生駒大祐 いこま・だいすけ
1987年三重県生まれ。「天為」「トーキョーハイクライターズクラブ」所属。「東大俳句会」等で活動。blog:湿度100‰
■上田信治 うえだ・しんじ
1961年生れ。「里」「ku+」所属。共著『超新撰21』(2010)『虚子に学ぶ俳句365日』(2011)共編『俳コレ』(2012)ほか。
※落選展参加者のプロフィールは、各作品のテキストページに掲載しました。
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