毎週日曜日更新のウェブマガジン。俳句にまつわる諸々の事柄。photo by Tenki SAIBARA
七絶・賞四框漫画題“雪兎正対面猟師微睡”写七言四句 猟人案句坐秋天, 猟人 句を案じて秋天に坐し 久守残株微睡間。 久しく残株(=切り株)を守る微睡の間 雪兎看他自憐憫, 雪兎 それを見るに自ずから憐み 借出毛毯耐厳寒。 毛毯(=毛布)の厳寒に耐へるを借出(=貸)す (中華新韻 八寒の押韻) 石原ユキオ様:こんばんは。獅子鮟鱇です。貴ブログも拝見しています。 佐藤文香様:初めまして。玉句では「真向かひぬ」が生きていますが、「正対面」と訳すのではいささか心もとなく申し訳なく・・・・ なお、拙作、起句の「秋天」と転句の「雪兎」は二季に跨っていますが、承句の「久」がそれらをつないでいます。狩人が句を案じ始めたのは秋であるが、久しく切り株を守って居眠っていたので、いつのまにか冬になったことにしています。
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七絶・賞四框漫画題“雪兎正対面猟師微睡”写七言四句
猟人案句坐秋天, 猟人 句を案じて秋天に坐し
久守残株微睡間。 久しく残株(=切り株)を守る微睡の間
雪兎看他自憐憫, 雪兎 それを見るに自ずから憐み
借出毛毯耐厳寒。 毛毯(=毛布)の厳寒に耐へるを借出(=貸)す
(中華新韻 八寒の押韻)
石原ユキオ様:こんばんは。獅子鮟鱇です。貴ブログも拝見しています。
佐藤文香様:初めまして。玉句では「真向かひぬ」が生きていますが、「正対面」と訳すのではいささか心もとなく申し訳なく・・・・
なお、拙作、起句の「秋天」と転句の「雪兎」は二季に跨っていますが、承句の「久」がそれらをつないでいます。狩人が句を案じ始めたのは秋であるが、久しく切り株を守って居眠っていたので、いつのまにか冬になったことにしています。
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