毎週日曜日更新のウェブマガジン。俳句にまつわる諸々の事柄。photo by Tenki SAIBARA
私の知人に40歳を過ぎて、「さすがに下北沢に住むのが辛くなた」と、引越を決意した人がいた。下北沢という街は、一見若々しく見られる街なのだが、どこかチープで、夢を諦めきれない青春のオーラが充満している辺に、切ない感じが漂っているのだと思う。森茉莉が今生きていたら、下北沢なんか身震いして住むこともなかったろう。心さんの俳句は、いつも都会の感性を詠んで巧みだ。だから今回の10句にも、下北沢の素直な一面が、確かにあって、面白い。
コメントを投稿
1 comments:
私の知人に40歳を過ぎて、
「さすがに下北沢に住むのが辛くなた」と、
引越を決意した人がいた。
下北沢という街は、
一見若々しく見られる街なのだが、どこかチープで、
夢を諦めきれない青春のオーラが充満している辺に、
切ない感じが漂っているのだと思う。
森茉莉が今生きていたら、下北沢なんか身震いして住むこともなかったろう。
心さんの俳句は、いつも都会の感性を詠んで巧みだ。
だから今回の10句にも、下北沢の素直な一面が、
確かにあって、面白い。
コメントを投稿