READING & TALK
ナノポエトリーとマクロポエトリー
翻訳家。俳人。詩人。
気鋭三人の自作朗読と鼎談でめぐる
微小の詩学と普遍の詩学
2012年11月10日(土)
OPEN 18:00 START 18:30
要予約 2,000円(+1drink order)
出演
ジェフリー・アングルス profile
関 悦史 profile
田中庸介 profile ブログへ →click!
コロッケそばの味は、味がわかる人にはわからない。と言うと、何だそれは、と御叱りを受けるかもしれないけれど、凍てつく冬の夜 に、残業が夜更けまでかかり、中央線西荻窪駅に終電三鷹行きでたどり着き、さてこれから歩いて帰途につくのはしんどいなあ、どうしようかなあ、と思ったと きに、目の前に出された一杯のコロッケそば。それは粉っぽいとか脂臭いとか胸焼けするとか言ってられず、もうそのコーンが、わかめが、青ねぎが、天使の味 ですよ、べろりとはがれた衣が甘辛い汁に浮いたのを最後にすするのが、もんじゃ焼きとかそういうのと近い郷愁の味ですよ、だから伊達や酔狂でなく、本当に 切羽詰まった時にしか、コロッケそばなどというものは味わいのあろうはずのないもので、昔の人の言った、食うべき詩、とはまさにこのことでしょうか、とい うような微小で微細なよしなしごとの詩学を、只今大活躍の翻訳家・俳人のお二人をお迎えして、自作朗読を交え楽しく語ります。[田中庸介]
*後援=思潮社+邑書林
*協力=gallery cadocco *似顔切り絵=チャンキー松本
*予約受付・お問合せ=葉月ホールハウス(03-5310-3546) または hhh@hazukihh.com
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2012-10-28
お知らせ ナノポエトリーとマクロポエトリー
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