2013-09-22

10句作品テキスト  小早川忠義 客のゐぬ間に

 客のゐぬ間に 小早川忠義

缶ビール買ひしなぷしゆと開けられぬ
どぶ板の隙間の蝉の羽音かな
ごきかぶり客のゐぬ間にちりとりへ
秋立つや氷に賞味期限なく
二の腕の裏刺されたり秋の蚊に
銀漢や工事の泥の跡白く
七夕やいつもあなたとコンビにと
ドリンク剤ひと息に飲み秋祭
おにぎりのセロファンはがし運動会
山椒の実がりりと噛みて夜勤へと


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