2020-04-26

中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜 バーブ佐竹「青いゴムゾーリ」

中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜
バーブ佐竹「青いゴムゾーリ」


憲武●昼間は汗ばむような陽気の日もあり、海が恋しい季節です。海といえばバーブ佐竹。「青いゴムゾーリ」です。


憲武●ハワイアンですね。作詞、長沢ロー。作曲、シナ・トラオ。このシナ・トラオはバーブ佐竹のペンネームですね。

天気●へえ、知りませんでした。私の中のバーブ佐竹のイメージが一新。

憲武●バーブ佐竹といえば「女心の唄」「カクテル小唄」などのヒット曲があって、特に「女心の唄」は聞けば誰でも、ああ、この歌ね、と思い出すと思いますよ。

天気●大ヒット曲。200万枚以上売れたそうです。

憲武●ゴムゾーリ、今は大変おしゃれでセンスのいい品物が出ていますけど、僕はやはり、この歌のようなシンプルなのがいいですね。熊笹を歩けば足切っちゃって出血するようなタイプが。

天気●ビーチサンダルじゃなくて、ゴムゾーリなんですね。あくまで。

憲武●一回り上の従姉と一緒にゴムゾーリ履いて、池上本門寺へギター弾きに行ったのを思い出しますね。従姉は熊笹の斜面に座って、ジョーン・バエズ歌うんです。

天気●またまた甘酸っぱい思い出を。

憲武●いまの時代が時代だけに、このところ妙に感情的になっちまいましてね。失礼しやした。


(最終回まで、あと859夜)
(次回は西原天気の推薦曲)

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