2026-06-14

柳俳合同誌上句会2026 投句一覧

柳俳合同誌上句会2026・投句一覧


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1 千】

金魚草群れ咲くころは千葉の旬

友引が千日続く青山椒

千鳥格子の隙間に生まれ

一千年後のあたらしい息を吐く

千里眼で地球一周した風景

千代田区の電柱にある夏日かな

たのしい王手の千年でした

鳥除けの針千本と蜘蛛の子と

くしゃくしゃの千円札のアレやって

どうしても千枚通しだとしても


2 たべもの関連】

おとうさんもやしのひげ根取りましょう

暗に麩は往復はがきねばならない

ずんだずんだずんだ すごい気持ちです

缶詰の中に戦争入ってる

はよ食べなさい空気が抜けてしまう

白桃をてこてこ運び来て小声

口蓋を燃やす鋭い形容詞

梅雨晴間すごく透きとほるゼリーたち

ひるがほの花へ煙や鳥を焼く

ゼリー、きみは憲法の何条が好き?


3 写真で一句】

都市とはに水めぐらする青葉かな

さかなのうわさにふさわしかった

アヴェ・マリアにも網戸はおしゃべりだ

あばら屋にきれいなビルを積んでいく

まやかしがまやかしを呼び照り返す

メタリック休憩をいますぐとれよ

青梅雨や和菓子を買うて橋の上

てのひらの蚊を捧げたり雨あがり

タピオカ吸ふ暗渠の果てのあをぞらに

夏川とさて明日はなき摩天楼

(以上・全30句)


特選1句・並選4句

選句結果発表:第1001号・2026年6月28日(予定)

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