柳俳合同誌上句会2026・投句一覧
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【1 千】
金魚草群れ咲くころは千葉の旬
友引が千日続く青山椒
千鳥格子の隙間に生まれ
一千年後のあたらしい息を吐く
千里眼で地球一周した風景
千代田区の電柱にある夏日かな
たのしい王手の千年でした
鳥除けの針千本と蜘蛛の子と
くしゃくしゃの千円札のアレやって
どうしても千枚通しだとしても
【2 たべもの関連】
おとうさんもやしのひげ根取りましょう
暗に麩は往復はがきねばならない
ずんだずんだずんだ すごい気持ちです
缶詰の中に戦争入ってる
はよ食べなさい空気が抜けてしまう
白桃をてこてこ運び来て小声
口蓋を燃やす鋭い形容詞
梅雨晴間すごく透きとほるゼリーたち
ひるがほの花へ煙や鳥を焼く
ゼリー、きみは憲法の何条が好き?
【3 写真で一句】
都市とはに水めぐらする青葉かな
さかなのうわさにふさわしかった
アヴェ・マリアにも網戸はおしゃべりだ
あばら屋にきれいなビルを積んでいく
まやかしがまやかしを呼び照り返す
メタリック休憩をいますぐとれよ
青梅雨や和菓子を買うて橋の上
てのひらの蚊を捧げたり雨あがり
タピオカ吸ふ暗渠の果てのあをぞらに
夏川とさて明日はなき摩天楼
(以上・全30句)
●特選1句・並選4句
●選句結果発表:第1001号・2026年6月28日(予定)


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