俳句の人が詩の人
小笠原鳥類
高橋修宏『鈴木六林男の百句』(ふらんす堂、2023)を読んで、「週刊俳句」第860号(2023年10月15日)に書いていました。「深夜音楽」
高橋さんの新しい詩集『Echo Island』(思潮社、2025)を読んで、小笠原鳥類のnote(2025年9月3日)に書いていました。「「海鳥の羽撃きでもない」(51ページ)のであれば陸の鳥だ」
高橋さんの詩集『水の中の羊』(草子舎、2004)を読みます。動物がいるところから「」数字はページ
「テレビが入っていたのか
キャベツが入っていたのか
鶏の卵が入っていたのか」8
アンモナイトを(うぐいすが)見つけるのだと木と蟬のように、麗しい・驚く・昆布。
「水を飲む犬の舌でもない」12
動物が柿をペンギンになりたいと思いながら〈ここ〉である。
「その果実をついばむ
小鳥たちのように
うしなって うしなって うしなって」22
繰り返すと、別のものになります。牛に変身する牛に変身する牛に変身
「きみの中の羊たちは
清潔な水の匂いを好み
水底の透明な学校を好み」68、69
バウムクーヘンを持って来ている畳に知らない。スポーツも、いいものだ
「葉裏で羽を休めているシジミチョウも
わたしも わたしの中のバクテリアも」76
砂、窓、行っているハト、きくらげ(喜んでいるドロドロ)きくらげ、鱏
「灰色の碗はカブトムシを隠し持つ器」83
壁を見ている恐竜はアライグマがいいと言う演奏だ。いい靴だ
「(わたくし わたつみ わたりがに)
(わたくし わたつみ わたりがに)」94
豆腐を、こんにちは