後記 ● 上田信治
会社の隣のビルの喫茶店は、A・B二種類のランチを出していました。Aランチは日替り定食、Bランチはサンドイッチ。
自然と誰もが日替りを注文するようになっているので、自分も、先輩たちにならって、ずっと日替りにしていたのですが、ある日ふと、できごころで、Bのサンドイッチを頼んでみました。
教訓 世の中には、偽の選択肢というものがある。
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週刊俳句に、そういうものはありません。
(うまいことを言ってどうする)
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三宅やよいさんの労作「鷹女への旅」の完結を記念して、三宅さんと神野紗希さんに、BBS対談をお願いしました。
三宅さんは4年にわたる連載を終えられたばかり。神野さんは、角川『俳句』1月号の座談会で、影響を受けた俳人として鷹女をあげられていたほどですから、ネット上の対話は、多岐かつ長時間にわたり、とどまるところを知らず。
お二人にとって、鷹女という作家が、息づかいを感じるほど「近い」存在となっているように思われ、そのことが印象的でした。
これを機会に「鷹女への旅」本編も、ぜひご再読ください。
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ではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
no.092/2009-1-25 profile
■興梠 隆 こうろき・たかし
1962年鹿児島県生まれ。2005年「街」入会。
■広渡敬雄 ひろわたり・たかお
1951年福岡県生まれ、 現在千葉市在住。平成元年作句開始、能村登四郎に師事。
「沖」「青垣」同人、俳句協会会員。平成11年第一句集「遠賀川」(ふらんす堂)上梓。同句集で中新田俳句大賞候補。平成17.18.19年角川俳句賞最終選考候補。
■三宅やよい みやけ・やよい
1955年神戸市生まれ。現代俳句協会会員。「船団の会」会員、「豆の木」に参加。句集『玩具帳』『駱駝のあくび』。清水哲男『新・増殖する俳句歳時記』木曜日担当。
■神野紗希 こうの・さき
1983年6月4日、愛媛県松山市生。句集に『星の地図』。お茶の水女子大学修士課程在籍。現在、NHKBS俳句王国の司会。
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1994年、「炎環」入会とほぼ同時期に「豆の木」参加。2000年「炎環」同人。03年「炎環」退会。04年「炎環」入会。08年「炎環」同人。
■野口 裕 のぐち・ゆたか
1952 年兵庫県尼崎市生まれ。小池正博と二人誌「五七五定型」を年に一度出す。昨年11月に、第二号を発行。入手希望の方は、 yutakanoguti@mail.goo.ne.jpまで(定価なし)。その他、「もとの会」、「北の句会」、「樫句会」、「逸」、「垂人」に参加。 サイト「野口家のホームページ」
■さいばら天気 さいばら・てんき
1955年兵庫県生まれ。97年「月天」句会で俳句を始める。1998~2007年「麦」在籍。03年「麦」新人賞、05年、06年「豆の木賞」受賞。現在「豆の木」会員。現代俳句協会会員。「七曜堂」、「俳句的日常」
■上田信治 うえだ・しんじ
1961年生れ。「ハイクマシーン」「里」「豆の木」で俳句活動。ブログ「胃のかたち」
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2009-01-25
後記+プロフィール 092
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新説ピロロ物語 シーズンⅡ⑪ by民也
ナプキンがレッドスネーク向きサイズ
ニュアンスはレッドスモークともなりぬ
ヌードルをレッドスネークすすりたし
ネガチヴなレッドスネークどこにどこに
ノンブルをレッドスネーク部分呼び
ハミングやレッドスネークそこばかり
ヒューズ落ちレッドスネーク鳥目ばれ
ファイターとレッドスネークと笛吹き
ヘッドバット後レッドスネークゆらゆらと
ホチキスとレッドスネーク相対す
※自分が秋始めから入退院繰り返している間に『週刊俳句』が休刊になっていなくてよかった!
追記:Yahoo!で『扇航機』を検索すると、いまだ(2009年1月26日17:00まで)に1件しか表示されないのは、かなり快感。パイオニアな気分。
おひさしぶりです!
はい、週俳はひつこく続いています。
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