第70号~第79号より
村越敦さんのオススメ記事
●上田信治 成分表 21 栄光の記憶 →読む 第73号
岸本尚毅は近著『高浜虚子 俳句の力』の中で「虚子とは何者か。虚無を飼いならした人というのが、私の一つの答えです。」と述べる。周りには決して気づかれることはないけれども、いいんだ、私の中でだけ、うっすら光る、ということ。つねに虚無がついてまわる、「極めて私的な栄光」をいつくしむ、ということ。果たして、これが作句という行為への答えたりうるかどうか。
●佐藤文香 絵も文字も下手 俳句甲子園2008 →読む 第70号
徹底して報告調につとめ、色を極力そぎ落としているこのエントリー。「いやーおもしろかったなぁ。」のくだりなどは2011年現在の彼女の言説を見ているとなんだか不気味ですらある。いずれにせよさしあたり、涙無しには読めない記事であるということは間違いないだろう。
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2011-02-20
第70号~第79号より 村越敦さんのオススメ記事
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