2011-10-09

『手紙』 創刊のお知らせ

『手紙』創刊のお知らせ

「愛する人にその愛を伝えるために―」
なんていうと少し恥ずかしいですが、愛する俳句、愛する俳人にその思いを伝えるために出す「手紙」。その役目を果たしてくれることを期待して、このたび生駒大祐、越智友亮、中山奈々の三人で雑誌『手紙』を十月十日、創刊いたします。

手紙即愛の時代の燕かな 佐藤文香

この俳句を掲げた『手紙』。相聞歌華やかかりし平安時代を思わせる一句ですが、我々が生きているこの現代でも、手紙にはそれぞれの「愛」がそれぞれのかたちでこめられているのではないでしょうか。俳句への愛、その俳句を詠んでくれた人への愛。それらを言葉に起こし、手作りの雑誌としてまとめる。それが、僕たちなりの愛のかたちです。

『手紙』は全くの手作りの雑誌です。原稿を自分たちで印刷し、手で製本して手渡しで届ける。それを基本的なコンセプトにしています。部数は発刊者一人あたり十部限定。みなさまのもとにも三人から直接お届けにあがるつもりです。

(第一通の電子版は第二通の刊行と同時にみなさまのもとにお届けできる予定です。)

まだまだ手探りですが、その試行錯誤を楽しみながら毎月『手紙』に思いを乗せていきたいと考えています。


生駒大祐
越智友亮
中山奈々

連絡先:letter819@gmail.com
twitter:@letter819

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