〔今週の haiku mp:動画〕
Oasis compilation and text by kobayashi tetsuya ≫動画ページ
イギリスのバンドで、日本でも人気の高いオアシスが、メインコンポーザー/ギタリストのノエル・ギャラガーの脱退宣言により、どうやらその活動に終止符を打つことになりそうです。まだ公式の解散は発表されていませんし、このバンドはこれまでにも兄ノエルとヴォーカルの弟リアムの兄弟喧嘩が原因で、何度かこういう「危機」に瀕しているようなので、この解散騒動も「騒動」で終わるやもしれませんが、まあ、そうなったらそうなったときということで(続報として、弟リアムが元オアシスのメンバーとバンドを組んでレコーディング敢行という情報もあるようです)。
今回は、彼らの曲の中から、ノエルにスポットを当てつつ、個人的に気に入っている楽曲をいくつか紹介したいと思います。で、ピックアップしてみたら結局全部2ndアルバムの"(What's the Story) Morning Glory? "からということになってしまいました。
1) Champagne Supernova 日曜月曜火曜予定
アルバムの掉尾を飾る大作。
一時期のビートルズっぽいところも少々窺えそうですが、「実験性」とか「アバンギャルド」とかとは無縁です。良くも悪くもそういうバンドでしょう。
2) Oasis - Don't look back in anger 水曜木曜予定
ノエルがヴォーカルをとるヒットナンバー。彼のメロディ・センスが遺憾なく発揮された、これは名曲といっていいでしょう。
彼らは、ビートルズを非常にリスペクトしているようですが、この時期は、曲をほぼノエルがひとりで書いており、従って曲想にヴァリエイションはさほどありません。割りに構成のかっちりした、従って聴衆が「シンガロング」しやすいものが多く、この曲は、その代表的な1曲といえそうです。
ただ、このライブ映像を見てもわかるように、聴衆がめいっぱい、見ている方が恥ずかしくなるくらい「シンガロング」で盛り上がっているのに、ノエルは自分でそういう曲を書いておきながら、どこか困ったような表情をしているように見えるところに私なんぞは密かに好感を抱いてしまうわけですが、まぁ、これはどうでもいいことですね。
ちなみに日本のTV番組に出演した際のアコースティック・ヴァージョン(http://www.youtube.com/watch?v=X4nXa-jngTs)も。
3) Noel Gallagher - Wonderwall (13.01.2007) 金曜土曜予定
オリジナル・ヴァージョンでは、弟リアムがヴォーカルをとっていた曲で、もともとアコースティックな肌触りを持った曲を、ここではノエルがアコースティックギター1本の完全アコースティック・ヴァージョンで聴かせてくれます。
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2009-12-13
〔今週の haiku mp:動画〕 Oasis
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