2012-02-26

後記+プロフィール253

後記 ● 生駒大祐


たぶん今日だけで1万回くらい言われてますが、冴え返りましたね。



さて、今日は歌句会へ行ってきました。前に参加した歌句会は歌会と句会を分けて行っていましたが、今回は句と歌を混ぜて選と評を行いました。少人数でしたが、面白い歌や句が読めて大変楽しい機会でした。もちろんそれだけでなく、単純に発見も。32首と22句が出詠され、のべ18首と12句が取られました。サンプル数が少ないのであまり有意なことは言えないのですが、少なくとも今回のコミュニティの中では短歌と俳句は同じバランスで採られたようです。人数や構成員、句数が変化したときにこれらがどう変化してゆくのか、楽しみです。

というまったくの個人事で話が終わってよいものか、と思いつつ。



それでは、また次の日曜日にお会いしましょう。


no.253/2012-2-26 profile

筑紫磐井 つくし・ばんせい
1950年生まれ。同人誌『豈』発行人。句集『野干』『婆伽梵』『花鳥諷詠』(『セレクション俳人 筑紫磐井集』所収)。評論集『飯田龍太の彼方へ』『定型詩学の原理』、編著『俳句教養講座全三巻』ほか多数。

■高山れおな たかやま・れおな
1968 年、茨 城県生まれ。山口優夢氏の家にも程近い、東京都江戸川区北葛西に住んでいる。俳句は昭和の終わりくらいから。現在、朝日俳壇の「俳句時評」を担当している (各月最後の月曜朝刊に掲載)。先日、俳句甲子園に審査員の一人として初めて参加して大変楽しかったが、社交は俳句(特に批評の)の敵ではないかとの反省 もつのるこの頃である。

■対馬康子 つしま・やすこ
1953年高松市生まれ。19歳の時、中島斌雄主宰「麦」入会。「原生林」学外参加。1990年、有馬朗人主宰「天為」創刊に参画。94年、朝日新聞国際衛星版「アジア俳壇」創設・選者。2001年より「天為」編集長。「麦」同人、「芝不器男俳句新人賞」選考委員。

西村我尼吾 にしむら・がにあ
1952年大阪府生まれ。山口青邨に師事。東大学生俳句会「原生林」編集長。東大ホトトギス会幹事。有馬朗人主宰「天為」創刊に参画。同人。

■鈴木牛後 すずき・ぎゅうご
1961年生まれ。「いつき組」組員。「藍生」会員。北海道北部の片田舎で、ほそぼそと牛飼いをしながら俳句を作っている。

■小川春休 おがわ・しゅんきゅう
1976年、広島生まれ。1998年「童子」入会。2009年「澤」入会。現在「童子」同人、「澤」会員。句集『銀の泡』。サイト「ハルヤスミ web site

■野口 裕 のぐち・ゆたか
1952年兵庫県尼崎市生まれ。1952年兵庫県尼崎市生まれ。二人誌「五七五定型」(小池正博・野口裕)完結しました。最終号は品切れですが、第一号から第四号までは残部あります。希望の方は、yutakanoguti@mail.goo.ne.jp まで。進呈します。サイト「野口家のホーム ページ

■森川雅美 もりかわ・まさみ
詩人。1964年生まれ。「詩歌梁山泊~三詩型交流企画」「44プロジェクト~同人詩誌販売ネット」各代表。「酒乱」「ムジカ」同人。詩集に『流れの地形』『くるぶしのふかい湖』『山越』『夜明け前に斜めから日が射している(近刊)』(すべて思潮社)がある。

■上田信治 うえだ・しんじ 
1961年生れ。「ハイクマシーン」「里」「豆の木」で俳句活動。共著『超新撰21』(2010)。ブログ「胃のかたち」

西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。「月天」同人。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。ブログ「俳句的日常」 twitter

■生駒大祐 いこま・だいすけ
1987年三重県生まれ。「天為」「トーキョーハイクライターズクラブ」所属。「東大俳句会」等で活動。blog:湿度100‰

0 comments: