後記 ● 上田信治
創刊号が、2007年4月29日号ですから、今号は、ピッタリ5周年の号でした。
昨晩、5周年記念オフ会に、ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございます。早いのがとりえで、さっそく当日の記録をupしました(二次会の席上で、いただいた句をスマホに打ち込みながら、にやついたりして)。
ほんとうによい会でした。
野口裕さんが、神戸からご参加されて、はじめてお目にかかれたことも嬉しかった。
林田紀音夫全句集拾読、「拾読」と言いながら、ぜんぜんページを飛ばせなくなってきて、しかも紀音夫の執筆は、今、読んでいるところ以後まだ20年分続く、と。
池田澄子さんが「野口さんのような読み手を得て林田紀音夫がうらやましい」と言われていたのは、ご自身のことを考えられてのことではないでしょう。
週刊俳句は、天気さんのアイデアで、水中の泡のようにふと生まれたもの。
俳句との関わり濃淡さまざまな読者、執筆者のご助力を得て、ふらふら、ここまでやってきました。気がつけば、野口さんの拾読のような、遠大かつ価値ある仕事が続いている。
継続することを、自分の務めと思ってしまうと、気が遠くなりますが、担い手はさまざまに変わっても、さまざまに面白く続いている、というのが理想と、天気さんが言ってました。○○周年記念の会に現れて、あの人だれ?と言われるのが、夢なんだそうです。
なんだか、うまく言えないのですが、今後とも、長いおつきあいをお願いしてもよろしいでしょうか。
これまで本当にありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。
あれ、しまった、5周年のあいさつを、自分が書いてしまっている。今週は天気さんに頼めばよかったです。
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それでは、また、次の日曜日にお会いしましょう。
no.262/2012-4-29 profile
■山田真砂年 やまだ・まさとし
1949年東京生まれ。「未来図」同人。句集『西へ出づれば』(第19回俳人協会新人賞)、句集『海鞘食うて』。
■今井 聖 いまい・せい
1950 年新潟に生まれ鳥取に育つ。14歳より作句。1971年「寒雷」入会。「寒雷」編集部を経て、1996年「街」創刊、主宰。脚本家として映画「エイジアン ブルー」他。句集『北限』『谷間の家具』。2007年『バーベルに月乗せて』(花神社)。2009年、長編エッセイ『ライク・ア・ローリングストーン』 (岩波書店)「街」HP
■小川春休 おがわ・しゅんきゅう
1976年、広島生まれ。1998年「童子」入会。2009年「澤」入会。現在「童子」同人、「澤」会員。句集『銀の泡』。サイト「ハルヤスミ web site」
■鈴木牛後 すずき・ぎゅうご
1961年生まれ。「いつき組」組員。「藍生」会員。「俳句集団【itak】」 メンバー。2012年「大人のための句集を作ろうコンテスト」最優秀賞。句集『根雪と記す』(「百年俳句計画」2012年4月号付録。マルコボ・コム)
■野口 裕 のぐち・ゆたか
1952年兵庫県尼崎市生まれ。1952年兵庫県尼崎市生まれ。二人誌「五七五定型」(小池正博・野口裕)完結しました。最終号は品切れですが、第一号から第四号までは残部あります。希望の方は、yutakanoguti@mail.goo.ne.jp まで。進呈します。サイト「野口家のホーム ページ」
■上田信治 うえだ・しんじ
1961年生れ。「ハイクマシーン」「里」「豆の木」で俳句活動。共著『超新撰21』(2010)。ブログ「胃のかたち」
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2012-04-29
後記+プロフィール262
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2 comments:
あらためて、週刊俳句五周年おめでとうございます。
昨夜は、非常に愉しいひとときを過ごせて、バスに乗り遅れそうになるほどでした。
写真を見ると私は赤鬼ですね。飲むのを少しセーブすれば良かった。
また神戸から駄文を送ることになりますが今後ともよろしくお願いします。
むしろ、お酒が足りなかったのではなかったと、今になっても気がかりです。
お会いできてうれしうございました。
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