「週刊俳句」にも作品をお寄せいただいたことのある、駒木根淳子さんからの依頼で、下記のツアーの告知を掲載いたします。
主催の山崎祐子さんは、俳人協会新人賞を受賞された俳人であり、白百合女子大などの大学で教授する民俗学者でもあります。
(週刊俳句編集部)
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プロジェクト伝(でん)
海道磐城 文化財ツアー
第1回 文化財とじゃんがらを訪ねて
いわき市の文化財を学び、津波被災地を訪問するツアー
■日時 2012年7月29日(日)~30日(月)
■参加費 21000円
宿泊、朝食1回、昼食2回、夕食1回
チャーターのバス代、保険、入館料などを含みます
いわき市までの往復は含まれておりません。現地集合現地解散です。
■集合 常磐線 泉駅 10時20分
上野駅より、スーパーひたち7号(上野駅16番ホーム、8時発 いわき行き)に乗車して下さい。 泉には、10時11分に到着します。泉の改札口は一つです。
□一日目
① 勿来の関跡 関跡の散策 文学歴史観見学
② 昼食(小名浜)
③ 三崎公園潮見台、長崎海岸
④ 豊間地区訪問 8割の家が津波で流された地域ですが、地元の方が茶菓の用意をして下さっています。
⑤ 塩屋崎灯台
⑥ 薄磯地区・沼ノ内地区 薄磯には豊間中学校があり、3月11日午前は卒業式でした。時間が止まったような中学校が残っています。津波の土砂の中からピアノが救出され、昨年末のこ紅白歌合戦で披露されています。沼ノ内では、折れた鳥居のモニュメントのある神社も訪問します。
⑦ 菅波地区 大國魂神社や甲(かぶと)塚古墳の見学
⑧ 宿舎 新舞子ハイツへ
夕食後、菅波地区の青年によるじゃんがら念仏踊りの練習の見学。
□2日目
① 白水阿弥陀堂 借景と浄土庭園があります。
② 常磐炭坑 弥勒沢の見学。個人のコレクションを見学し、話を伺います。
③ 閼伽井嶽薬師堂
*二日目の昼食は、弁当の予定。
解散 常磐線いわき駅 14時50分頃
スーパーひたち46号 15時17分発に乗れます。スーパーひたち号は一時間に一本あります。チケットはご用意下さい。
見学のコースは天候や社会情勢により変更することもあります。
宿泊は30名程度を予約しています。先着順となります。
■参加申し込み
山崎祐子まで郵便またはメールにてお申し込み下さい。
参加者の氏名、住所、電話番号、生年月日(保険のため)をご連絡下さい。追って詳細を申込者にお送りします。
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プロジェクト伝は、いわき市の伝馬船の技術伝承などの活動を続けてきた文化団体です。
昨年の東日本大地震によりいわき市も大きな被害を受けました。プロジェクト伝では、今年度より活動の幅をひろげ、文化財を活かした地域活性化に取り組むことにいたしました。
勿来の関や白水阿弥陀堂(国宝)ばかりではなく、その季節に応じた場所を選び、地元に精通した郷土史や民俗学の研究者がご案内いたします。また、津波被災地である豊間や薄磯地区を訪問し、地元と交流していただくのも特徴の一つです。豊間は集落の高台移転が決まりました。これから豊間の集落は大きく変わってゆくこととなりますが、皆さんご自身の目で見て、伝えていただければと思います。
今回は、盆に行うじゃんがら念仏踊りの練習風景を見学する時間を設けました。じゃんがら念仏踊りは、青年団によって新盆の家を回る民俗芸能です。ご案内する菅波の青年団は、伝統的な形式を保って伝えている団体です。
また、常磐炭鉱の資料を個人で収集し、生き字引となっている方を訪問します。なかなか個人ではできない企画をもりさくさんに入れています。どうぞいわき市へお出かけください。
・注意事項
・このツアーは、現地集合現地解散です。指定された集合場所までの常磐線スーパーひたち号は、ご自身でお取り下さい。
・夏の繁忙期のため、宿泊は、相部屋となります。
・民俗芸能の見学は夜間です。虫除けなどの準備をお願いします。
・間近のキャンセルはキャンセル料が発生しますが、これらは、申し込みのあった方への最終連絡にてご連絡いたします。
*原則は、一泊ですが、日帰りでもご相談に応じます。
申し込みは、郵便またはメールでお願いします。事務局は山崎祐子が担当しますが、留守が多く、電話ではなかなかつながらないかもしれません。申し訳ありません。
プロジェクト伝 東京事務局
山崎祐子
〒111-0041 台東区元浅草1−8−11−413
電話・ファクス 03−5830−7688
メール yamazakiyuko@live.jp
2012-07-08
俳人が主催する「いわき市の文化財を学び、津波被災地を訪問するツアー」
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