〔今週号の表紙〕
第495号 プラットフォーム
西原天気
プラットフォームの番号(✕番線)は駅長室から近い順と聞いたことがあるのですが、それは国鉄(JR)の話で、鉄道一般のルールではなく、どう決めるかは各鉄道に任されているらしい。
さて、そこで、プラットフォームを1番線より手前に増設する際は、どうなるのだろう? という疑問が湧いてきます。そこのところは、こちら(↓)に興味深い説明。
鉄道ファンじゃないけれど、鉄道は楽しい。
ひとつ余談。鉄道の普及が人々の〈見ること〉に及ぼした革命的な大変化の話(むかしどこかで読んだ)。
視線の高さとスピードのことです。馬に乗って走るよりも少し高い位置から、馬よりも少し速く、景色を眺める。それが一般大衆のものになった。これはたいそう大きな変化です。
と、ここで、鉄道を子規とからめた橋本直さんの記事を思い出しました。
(…)全通した東海道線は、視野におさまる世界をパノラマ化し、その車窓から見える風景を乗客と切り離す装置でもあるだろう。つまり東海道線は単なる移動手段ではなく、近代の認識装置そのものでもあったということができる。
橋本直「俳句の自然 子規への遡行05」
http://weekly-haiku.blogspot.jp/2012/07/05.html
どこか行きたいですね。鉄道で。
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